《地域づくり 》
肝付町移住者交流~作年は51組102人、情報交換賑やかに
肝付町第2回移住者交流会が、令和6年11月16日、岸良リトリートで開催された。
肝付町では、令和4年に「きもつさ移住サポートセンター」を設置し、移住促進の強化を図り「住まい」「仕事」「子育て」など、移住に役立つ情報を発信。
実際に肝付町へ移住した専任のコンシェルジュが、移住をサポート。
令和4年は32件75人、続く令和5年は51組102人と、初めて100人を超える移住者となった。
さらに令和6年度上半期を終え30組72名と、昨年度を上回る移住者を迎え入れている。
昨年7月に第1回「移住者交流会」を開催、盛り上がった。さらに移住者の孤立抑制と情報交換の場として今回、メディアなどでも多く取り上げられている実際の移住者が運営する「岸良リトリート」で開催となったもの。
この日は、お弁当や美味しいオードブルや飲み物が用意され、移住者同士でわいわいにぎやかに開催され、それぞれ情報交換など行っていた。
また、肝付町クイズが出され、肝付町に国道は何本通ってますか?コンビニはいくつあるでしょう、信号機は何個あるでしょう?などのクイズを出し、和気あいあいと交流を楽しんでいた。
東京から2ケ月前に移住してきた横山従次さん、真里さん夫妻は、雪のないところで田舎暮らしをしたいと、四国や九州各地を探し、とりあえず何ケ所か見てみて決めようと、まず肝付町を訪れ気に入り、いろいろ見て回っても選択肢が増え迷うだけ…と、移住を決めたという。
従次さんは釣りや野菜作りが趣味だが、まだ身の回りの整理などで釣りに行けていないという。
真里さんは「東京に住んで友達もたくさんいて、本当は都会が好きなんですが、仕事もやめ年金暮らしで、東京に固執することもないと、田舎暮らしも悪くない」と移住を決め、思いのほか楽しく住めているという。
「問題は車がないと生活できないこと」と、自動車学校に通っているという。
埼玉県から移住の迫田豊廣さん、その子さん夫妻は、「埼玉県は海がないので、海に近いところで選び、台風があるので、海から車で20分のところに移住してきて、豊廣さんは釣りが好きだという。
和歌山から移住の吉野弘也、美樹さん夫妻は、美樹さんがもともと肝付町の出身でUターン、肝付町前田で食堂リモーネを経営する弘也さんは「釣りもできるしご飯が美味しい。温泉にも毎日入れてめっちゃいいです。」と語っていた。