2024年06月11日 12時38分

《建設・インフラ 》

新支部長に宮地光弘氏~県環境保全協会肝属支部

 令和6年度鹿児島県環境保全協会肝属支部通常総会が、令和6年6月6日、かのやグランドホテルで開催され、役員改選では、㈱大隅衛星鹿屋の宮地光弘氏が新支部長に選任された。

 鎌田隆次郎副支部長が開会のことば、栗脇士朗支部長が あいさつし、下ノ堀昇平氏を議長に、令和5年度事業経過報告、収支決算、浄化槽設置届申請実績、剰余金処分などが承認された。

 令和6年度事業計画では、次の内容が決められた。
 令和6年度も昨年度同様に新型コロナウイルス感染症やインフルエンザの発症が予想され、事業が思うように進まない状況が予想されます。

 また、1月に発生した能登半島地震により多くの住民が被災し、崖崩れや道路の隆起、陥没により集落等の孤立が発生していますし、水道管、下水道管のライフラインの損傷により孤立地域の食糧や水不足等が問題化しており、復旧には数年を要すると予想されています。

 また、地球温暖化により、地域によってはゲリラ豪雨や大雪等による自然災害も多発するのではないかと懸念されています。
 日本経済においては、地方の零細企業の私たちにとって景況は良い状況ではなく、本年度も業界にとって厳しい一年になるのではと危惧しているところです。

 このような状況ではありますが、能登半島地震の状況を教訓にして、会員の力を結集し、微力ながら浄化槽の更なる切り替え促進に努め、皆様の為に力添えができるよう頑張っていきたいと思います。

 県環境保全協会や全浄連を通じ、会員の為に役立つ様に役員一同、相互扶助の精神で支部の発展に尽力して参ります。

【事業計画項目】
 単独浄化槽及び汲み取り便槽の更なる合併槽への切り替え促進
 先進地視察、議員研修の開催
 設備士及び管理士講習会の開催
 工事検査立会の行政からの委託の検討と陳情
 行政への中間検査の実施の要望(実施されていない市町)
 設置工事のパトロールとモアコンパクト浄化槽の現場講習会。
 適正な浄化槽の維持管理・保守点検の強化
 水辺環境保全への促進(例:螢、鮎の生息地等)。
 会員への加入促進。

 役員改選では、次の新役員が決まった(敬称略)。
 支部長=宮地光弘(㈱大隅衛生鹿屋)

 副支部長=吉留良一(㈱西日本浄化サービス)、本村英和(㈱エイワエ業)

 理事(管理)=小式沢郁(鹿屋衛生管理センター㈱)、下ノ堀昇平(㈱垂水巡回衛星社)、末吉健二(㈱肝付環境サービス)、大山悟((有)南大隅衛生社)

 理事(工事)=赤瀬川威(㈱赤瀬川建設)、児島順二(㈱児島設備工業)、古田弘信(㈱古田水道建設)、西之園和也(㈲西之園設備工業)、森幸一(㈲堀石油ガス)

 監事=谷口芳久(㈲鹿屋管工業)、井之上大志(㈲アイ設備)。

 総会終了後、多くの来賓を集めて意見交換会も開かれ、懇親を深め合った。

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