2024年04月23日 09時05分

《グローバル 》

南米ボリビアで活動する協力隊、岩元萌佳さんにエール

 南米ボリビアで活動する鹿屋市出身の青年海外協力隊、岩元萌佳さん(25)による派遣前の市長訪問が、令和6年4月18日鹿屋市役所で行われ、現地での活躍にエールが送られた。

 岩元さんは、令和6年5月~令和8年5月(2年間)、ボリビアのバジェグランデ市役所において環境教育隊員として、地域住民や学校関係者等に、派遣先でのゴミ分別やリサイクルに関する循環指導や環境啓発イベントを実施する。

 この日同席したのは、岩元さんの母親と、(独)国際協力機構(JICA)九州センター地域連携アドバイザーの小林秀弥氏、青年海外協力隊相談役の道休誠一郎氏、国際協力推進員鹿児島担当の仮屋慶一氏、県青年海外協力隊を支援する会の衛藤威臣会長ら。

 岩元さんは、田崎小、田崎中、鹿屋中央高卒。観光ビジネスの専門学校で学び、ザ・リッツ・カールトンで働いていたが、留学して自分の視野を広げ学びたいという思いが消えず、JICAの説明会に参加し決めたもの。

 「現地は観光客も多くごみのポイ捨てもあるという。例えばごみを拾うという日本人らしさをボリビアの子どもたちにも伝え、大人になってもそれが習慣になるようなことや、ごみの分別やリサイクルなどの考え方も伝えることが出来たら」など話していた。

 現在海外で活動中の鹿屋市出身の隊員は1名、鹿屋市出身者としては、38人目の派遣となる。

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