《その他 》
異裏種交流を促進、経営振興や企業誘致、雇用創出等図る
志布志市異業種懇話会と志布志港湾振興協議会新春質詞交歓会・異業種情報交換会
令和5年度志布志市異業種懇話会と令和6年志布志港湾振興協議会新春質詞交歓会・異業種情報交換会が、令和6年1月26目、志布志湾大黒リソートホテルで開催された。
写真=あいさつする下平市長
異業種懇話会は、志布志市志市内の企業・学校・行政を一堂に会して情報交換を行うことにより、異裏種交流を促進、市内企業の経営振興や関係企業等の企業誘致、市内における雇用・就業機会の創出に繋げることが目的。
平成19年から開始しており、今年度は次の事業紹介があった。
株式会社和香園取締役副社長の堀口崇氏、
ダンフーズ株式会社東京営業所長の螺澤真一郎氏
株式会社さかうえ代表取締役取の坂上隆氏
この日は、下平晴行市長があいさつ。
堀口氏は、志布志市で70年余り、土づくりからお茶の製造、販売まで一貫して行っている。
台風をヒントに、水と風を使い害虫を吹き飛ばす機械の自社開発や、循環型のたい肥を使用するなど、茶園の自然生態を尊重しながら、お茶づくりを続けている。
国際食品安全基準FSSC22000、2021年にはレインフォレストアライアンス認証を取得。茶畑から食卓まで一貫したサプライチェーン。
化学農薬だけに頼らない栽培へのこだわり、スマートIPMの実践、茶殻たい肥の活用。販売についてのこだわりなどを話した。
写真=事業紹介する堀口氏
螺澤氏は、本社が名古屋で志布志市への誘致企業として令和5年、安楽に工場を建設。
北海道にも工場があり、その時に北と南へ工場を建設したい、それは災害等のリスクに対応する為でもあったこと。
志布志の地を選択したいきさつや、地場の野菜を使用した野菜加工、愛知県工場が100%を超える稼働率の状態でその生産移管先などの位置づけ。
また、安楽工場の作業の様子、松山で収穫されたキャベツの下処理している映像を紹介。
ここに至るまでの建設してからの直面した課題、複数工場で行う生産の落とし穴など稼働率、出荷や在庫管理、配送の問題など、また志布志へお客を呼び込むことを引き続き行い、美味しいものを食べてもらい体感してもらうなど地元への貢献など今後の展望を語った。
写真=事業紹介する螺澤氏
坂上氏は、農家が減少し衰退していくなかで、自分は農業がいいと始め、全国から来ている社員たちに、農業はやっせんがと言われないためにも頑張ってきた。
今、130人くらいが働いていて、就労支援で3社20人くらい、計150人、約200ヘクタールをお借りして野菜を作っている。地主さんは700人くらいいて、農業が出来なくなったなどの依頼が毎年くるようになっている。
農業は需要がすごく変わり白菜御殿、スイカ御殿などが建ったが、御殿はいらない、とりあえず生活が出来ればと、契約栽培の仕事を始め、芝、おでんの大根や青汁の原料、畜産の飼料やピーマンやナスなどハウスで一年を通して収穫できるよう取り組んでいること。
また農家人口、農業後継者について、農業産出額別の農家、2%の大規模農家がその半数を担っている現状など話した。
経営理念として、農業で自分が幸せになる、その幸せを皆さんと分かち合う、新しい農業環境を創造する…など話し今後の展望など語った。
写真=事業紹介する坂上氏
令和6年志布志港湾振興協議会新春賀詞交歓会・異業種情報交換会では、志布志港湾振興協議会の下平晴行会長が開会のあいさつ。
森山裕衆議院議員事務所の中村和浩所長、志布志市議会の平野栄作議長が来賓あいさつ。
志布志サイロ株式会社代表取締役社長で志布志港湾振興協議会山本英博副会長の乾杯の音頭で懇親の場に入り、情報交換、異業種交流など行った。
東洋埠頭株式会社志布志支店、取締役執行役員支店長で、志布志港湾振興協議会の冨永超副会長の締めのことばで閉会となった。
写真=森山裕衆議院議員事務所の中村所長が来賓あいさつ
写真=志布志港湾振興協議会山本副会長の音頭で乾杯