2024年06月22日 23時16分

《オーガニック 》

大崎町でいただきます ここは発酵の楽園上映、野菜販売も

 いただきます2「ここは、発酵の楽園」上映会が、令和6年6月16日、大崎町中央公民館大ホールで開催され、上映会終了後は感想共有会&野菜販売会あった。
 
 主催は、大崎町食農運営委員会、大崎町農業技術員連絡協議会。

 映画では、美しい里山で、泥んこまみれで苗を植え稲刈りを園児たちが行うみいづ保育園、微生物を活かした農法で園児たちが野菜を作り給食で食べるマミー保育園などを紹介。

 また、「菌ちゃん先生」吉田俊道さん、有機農業の里•山形県高畠町の菊地良一さん、「奇跡のりんご」木村秋則さんなど、農薬や化学肥料を使わない発酵の世界を知り尽くしたオーガニックファーマーの取り組みも紹介され、町内外から訪れた参加者は、熱心に見入っていた。

写真=感想を述べる参加者

写真=有機農業に舵を切って…など話す東町長

 また、上映会終了後は感想共有会があり、「あまり有機農業とか知らなかったのですが、自分のためにも、子供たちの食育のためにもいい映画だと思いました」
「今まで有機農業とかに接する機会がなくて、この映画を見て、有機での野菜作り、味噌づくりだったり知ることができ感動しました」

 いっしょに映画を鑑賞した東靖弘町長が「こういう企画に関心があったので参りました。子供たちが元気に育っていく環境を作りながら教えて、また育ていくことはとても大切なことだと思いました。大崎町も有機農業を中心に舵を切っていきますので、多くの皆さん方が参加していたけるような企画をやっていきたいと思います」など感想を述べていた。

写真=野菜販売会も人気

アンケートボードには
「これからの日本のためにも、大切な情報でした。こんなに子供たちが楽しんで、農業に取り組み、食を理解することもできることを、とてもすてきだと思います」

「吉田さんと木村さんの生のお声を聞けてうれしかった。見ごたえある映画でした」

「このような機会を設けていただいて感謝です。できることから、取り組んでいきたいです」

「我が子にも有機農業を育てている環境でいっしょに体験をしながら育ってほしいと思う。有機の大切さを体で学びました」

「有機農業はとても良いことだと思いました。土から変えることが大切だと思いました」

「有機農業は難しいと思っていましたが、自然の力を利用して育てると知り、身近に感じられました。環境のためにも、自身の健康のためにもいいので、意識をもってできることをしていきたいです。子供と一緒に参加できてよい機会になりました」。
など感想を書かれていた。

 また「有機野菜が売られていたら買いますか?」「値段次第、通常より安ければ買う」「あまり買わない」という三択質問で、「あまり買わない」はゼロ、「有機野菜が売られていたら買いますか?」が多かった。
 興味を持っているのは「野菜の味がおいしいから」「農薬などが気になるから」「アレルギーや健康への影響が気になるから」などの回答が多かった。

 野菜販売会もあり、日ごろ目にしないような珍しい野菜や有機野菜などが並べられ、野菜を手に取りながら、お客同士で有機農業についていろいろな情報交換もしていた。

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