《食・物産 》
大崎町で小学生がマンゴーなど地元特産の果物学ぶ!
小学生が地元特産の果物学ぶ!マンゴー・パッションフルーツ学習会が令和6年5月13日、大崎町の吉原農園で行われ、大崎町立大崎小学校3年生58人が、収穫中のマンゴーとパッションフルーツについて熱心に学習した。
写真=吉原隆一さん夫婦が説明
写真=香りをかぐ児童
学習会が行われたのは、大崎町の吉原隆一さんの農園。JAそお鹿児島管内では、マンゴーとパッション・フルーツの出荷が始まっており、同果樹部会では、大崎町内の子ども達に特産のマンゴーとパッションフルーツについて関心を深めてもらおうと、町内の小学校の児童を対象に学習会を開催。実際に農家のハウスを訪れ、生産者による栽培方法を聞き、メモしながら熱心に質問していた。
写真=出荷前のマンゴーを間近に
大崎小3年58人が2班に分かれ、マンゴーハウス内は温度が調整してあり、半袖でも汗をかくくらいのハウスの中で、ネットにぶら下がっている完熟したマンゴーを手に取りながら香りを楽しんだり、吉原さん夫婦の説明を熱心に聞いていた。
伊積歩くんらが「1本のマンゴーの木にはどれくらい実がなるんですか?」「なんでネットでつるしてあるんですか?」「マンゴーを育てる上で大変なことは何ですか」など尋ね、一生懸命メモしていた。
写真=トケイソウと言われるパッションフルーツの花を説明
写真=熱心にメモを取り学習する児童
パッションフルーツのハウスでは、別名トケイソウと言われる花の雄しべや雌しべ、受粉について説明があり、「マンゴーではネットがあったのに、ここではなんでないんですか?」「大きいので何センチくらいになるんですか」など質問、吉原さん夫婦が丁寧に答えていた。
マンゴーハウスでは、出荷するために箱に並べられた真っ赤なマンゴーを見て、「美味しそう」など話していた。