2023年11月24日 10時23分
《医療・福祉 》
地域の高齢者の為に多くの町民が参加、徘徊者捜索のノウハウを学び体験
東原町内会徘徊者捜索イベント
東原町内会徘徊者捜索イベントが、令和5年11月19日、東原研修館没び町内各所の捜索地域で、小学生以上の全年齢の町内会住民が参加して行われた。
主催は、東原町内会、共催は福祉事業団体。
全国的に見て高齢者の捜索依頼などが増加している状況でもあり、鹿屋市でも今年になってすでに徘徊者の捜索の事案が何件か
問題になっている。
そこで、東原町内会として同様の事案が町内でも発生する可能性が高い事から、介護・福祉事業団体の協力をもらい新しい取り組みとして徘徊者捜索イベントを計画。
高齢のご家族の方や地域の高齢者方々の為にも多くの町民の皆様にご参加いただき捜索のノウハウを学んでもらい、その後に実際に町内を歩き回って徘徊者を発見して声掛けをする捜索体験まで参加して頂ければと…と呼びかけ開催。
この日は、開会式で、川﨑大輔町内会長らがあいさつ。キャラバンメイト・サポートワーカーが協力し、訓練の趣旨、認知症の人への声かけのポイント説明、寸劇にて声かけのポイント確認 悪い事例、良い事例の紹介があり訓練開始。
それぞれで、キャラバン旗を掲げ、訓練エリアへ移動し捜索。
声かけ役が行方不明者役がつけている「ネーム」を もとに「行方不明者役」を探す。
声かけ役は、「行方不明者役」を発見したら声かけを行い、いっしょに帰宅するよう促す。 一連の声かけが終了したら、サポート役が事務局へ連絡する…という流れで行われた。
イベント終了後は、東原研修館でカレーライスなどの無料ランチ会も行われた。