2023年11月07日 21時40分
《防衛 》
米無人機「ＭＱ９」、鹿屋基地を14日撤収、嘉手納基地移転完了へ
鹿屋市
九州防衛局から鹿屋市へ連絡
海上自衛隊鹿屋航空基地に配備されている米軍の無人偵察機について、九州防衛局は今月14日に部隊や機材の撤収を完了させる予定であることを鹿屋市に伝えた。
また、移転先の沖縄の米軍嘉手納基地では、本格的な運用が開始される。
写真＝米空軍が今後、嘉手納基地を拠点に運用するとしている無人偵察機「MQ9」
鹿屋市に対して７日午後４時過ぎに、九州防衛局からＭＱ９の撤収日を11月14日とする通知があった。
鹿屋基地では昨年11月から、「ＭＱ９」８機が１年間の期限で配備されていたが、今年８月に滑走路を外れる事故を起こした１機を除く７機が沖縄の嘉手納基地に移されることになっている。
移転先の嘉手納町議会は、今年８月に起きた事故など不安があるとして、配備の見直しを求める抗議決議を可決しているが、来週には嘉手納基地への移転作業が完了することになっている。
移転は先月から始まっていて、機体の格納にも使われていたテント状の施設もすでに解体されている。
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