2024年06月01日 17時01分

《スポーツ 》

鹿屋農高 投打噛み合い鮮やかな逆転劇、初の決勝は神村と

NHK旗争奪鹿児島県選抜高校野球大会は1日、鹿児島市平和リース球場で準決勝があり、鹿屋農業が鹿児島実業高校と対戦し6対4で勝利、初の決勝進出を決めた。

 鹿屋農業先発吉元は1回、2回と不安定な立ち上がりで、制球に苦しみ2点を先制される。
 鹿実打線は4回にも高橋、原田の連打で2点を奪い前半を4対0と試合を優位に進める。

 4点を追いかける鹿屋農業は5回、福元が出塁すると、1番北園の左前適時打で1点を返す。
 試合が大きく動いたのは6回、鹿屋農業は出水康が左前打で出塁、続く吉元が死球で出塁し得点圏に走者をおくと、5番田中が中前打を放つ。鹿実の守備が乱れる間に走者が生還し1点を返す。

 さらに、福元の中前への適時打で2人が生還、この回3点を加え4対4と中盤で同点に追いつく。勢いにのる鹿屋農業打線は7回、一死無塁で出水康が出塁すると、4番吉元がライトへ2点本塁打を放ち6対4と逆転に成功。

 鹿屋農業投手陣は5回から継投した竹下が鹿実打線を完璧に抑え勝利に貢献した。
 投打が噛み合い6回、7回と集中打で終盤の粘り強さをみせた鹿屋農業。強豪鹿実相手に11安打6得点の逆転劇を演じ九州高校野球県予選決勝のリベンジを果たした。

 鹿屋農業高校は初優勝をかけ2日、神村学園と対戦する。決勝は2日、13時5分より鹿児島市平和リース球場で行われる。

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