2024年03月24日 08時39分

《教育・社会 》

高校生が将来の仕事や結婚、子育てなど人生設計イメージ

 高校生向けライフデザインセミナーが、令和6年3月18日、鹿屋女子高等学校なのはなホールで行われた。

 高校生が将来の仕事や結婚、子育てなどの人生設計、ライフプランに関して、必要な知識や情報を学ぶとともに、将来について考える機会を提供、希望を叶えられるようにサポートするもの。

 講師は、㈱南日本リビング新聞社の迫田大介氏。鹿屋女子高等学校生活科学科2年生65名が、家計の話や近い将来、20〜30歳代で、サラリーマンなのか起業するのかで、どれだけ収入があり、毎日の生活の支出、どのランクの車を買うかなどで試算、貯蓄がどれくらいなど疑似体験し、人生設計、マネープランを作成。

 続いて鹿屋市の結婚支援や子育て支援などの制度紹介、少子化の現状、男女共同参画、男性の育児休暇など説明があった後、パートナーや家族にしてほしいこと、やってあげたいこと、結婚や育児に大切なこと、仕事と家庭、プライベートの両立を行うために大事なことなどをグループワークで、それぞれ意見や考えを出し合い、まとめとしてライフデザインシートの作成を行った。

 生徒たちは、仕事と家庭の両立に大切なことは、仕事では「仕事だけ優先しない」「休みがとりやすい会社にする」「安定した収入」。家庭では「家事の役割分担を決める」「お互いの不得意な部分を補う」など。
 
 結婚、育児に大切なことでは「互いを理解すること」「より一層お金の使い方に気を付ける」「独断で決めたりしない」「ストレスをためない」「子供と向き合う」「責任を押し付けない」などの意見をグループワークで出し合い、それぞれのライフデザインシートを作成。

 将来を具体的にイメージし、自分自身の人生設計を確認し合っていた。

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