《雑草 》
先ず現在を乗り切ることが優先か
トランプ氏の暗殺未遂事件で右耳を負傷しただけで済んだが、ＡＲ－１５の半自動ライフル銃で狙撃されたと言う。この銃で狙撃して右耳を負傷させたとは犯人は、プロではないが大分射撃の練習をしたのだろう。後右耳内側と頭の間を通り抜け軽傷で済んだのは、不幸中の幸いだったので神のご加護がトランプ氏の命を守ったとしか言いようがない。
スナイパーなら130メートル離れて右耳に当てる腕があれば成功するが、プロでなく命拾いした。ライフル銃の命中率は高い自衛隊のライフル銃は改良されていて、最近のライフル銃の命中精度は良く威力を発揮する。
トランプ氏は演説するのも全身のアクションを使い身体を動かしながらするので、耳の負傷で済んだのだろう。トランプ氏は撃たれた時は興奮しているのでさほど恐怖感は無かったと思うが、時間が経つにつれ恐怖感が襲ってきたと思う。
2日後の集会に出席した時の動きは少なく、言葉少なく時間が経つにつれ生と死が紙一重で助かったと実感したろう。
報道記者の話で表情も以前と違い言葉を発すのも過激な文言は発しなかったと言い、耳の負傷の後遺症もだが出血も大分あった。何よりも暗殺未遂に終わったが、トランプ氏のダメージは精神的に複雑であったろう。
今迄は何にしても攻撃的な姿勢と文言が常にトレードマークになっていたトランプ氏だったが、犯人の背景や動機は分からず儘に現状にて警備員によって射殺され強力な火器で撃たれ顔や頭部はモザイク処理されていていた、記者の話ではとても見れない状態であったと言う。
共和党員だったが以前は民主党にも献金していたと言う。未だ20歳では人間的に未熟であり恐らく背景は無く単独犯であるといわれる。
無責任なデマが民主党のやらせをしたのだろうと早速ネット上に情報が出るが、これは偽情報でこの様な幼稚な情報は問題に成らない。気になることはあるが民主党の攻撃材料にするだけで在る。
トランプ氏と共和党穏健派の支持受け大統領候補の指名争いで一騎打ちを続けた間柄で、ヘイリ―元国連大使が支持表明をして2日16日の共和党大会に、13日の暗殺未遂事件にひるまず強い指導者像をアピールした。
この大会の舞台に上がり喝采とブーイングを浴びたが党の結束の為トランプ氏に演説を頼まれたと説明した。
意見が全てに一致しているわけでは無いが投票はして欲しい、決めかねている有権者に是非トランプ氏への支持を呼び掛けた。副大統領候補のバンズ上院も共にトランプ氏を強力に支持すると演説して和解を演出した。トランプ氏は最終日の18日に指名受託演説をした。
共和党として正式に大統領候補となり、民主党のバイデン候補と大統領に選挙に挑むお互いに正々堂々の選挙戦をして欲しい、昨日のニュースではコロナ陽性でバイデン氏は別荘で自宅隔離された恐らく立候補を降りるだろう。
今回の暗殺未遂事件で選挙の結果にどう影響するか今回はすんなり決まって欲しい、国民がどう判断するか待つことにしよう。
総理を決める期日も時間がない
話題をかえて、日本の首相を９月に決め再任を果たし、幹事長を石破茂氏にすればそれは最高の岸田総理の努力の結果になる、その案を受けて呉れれば良いが総理を決める期日も時間がない。
政治に精通した解説者の話では岸田首相が再任を目指し、今の有力候補を重要な閣僚に据えて、来るべき選挙で自民党再構築を図る構図が見えてきていると解説する。
国際的に独裁的性格の強い国は除いて首相は替わっているので、岸田総理は盛んに国際政治外交に励んでいる。
日本の政治も多く難題を抱えているそれを無難に対処すのに誰が相応しいか、石破氏は経験豊富であるからから石破氏は長いこと主要閣僚から離れている。
茂木氏を交代させれば麻生氏と切れるので岸田総理はやり易いが、石破氏は党員には人気があっても議員にはないのは個性が強すぎると評される。
内政も外交も国際情勢も多事多難な時
茂木、麻生氏を断ち切れるのは石破氏しかいないと思う。総理への野望があれば岸田氏の社交性を学び、それからでも遅くはない外交も内政も難しい局面が山積している。
此処は自民党の再生を図る為にその布陣がベターだと思うが、今は内政も外交も国際情勢も困難な場面が多く多事多難な時である。
岸田政権も難しい裏金問題の改革に手を付けた誰もがやれない改革であったが、ぬるま湯に浸らず挑戦した岸田総理に最近評価する支持者が増えて来ている。
有力な同志を説得して今の難局の天王山を乗り超えなければならない。総務会長の森山氏も幾多の苦難を乗り越えて現在の重職を全うしている。
まだまだ不景気風が今からが本番であるから日本も足元を確り見つめて、９月の組閣を見つめて来年の選挙対策の話はそれからでも良いのではないか。
先ず現在を乗り切ることが優先である。（岩重20240720）
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