2024年05月26日 10時02分

《雑草 》

一日も早く戦争終結を願いたい

 ウクライナ情勢について弾薬不足や米国からの追加支援が滞っている状況について、議会が超党派で追加予算を承認した事でロシア側は、米国議会は当分議会承認等に時間が掛かるとみて、この隙にウクライナ東部地区の完全掌握と拡大を狙って侵攻地域拡大を図った。

 然し米国側は完全に武器弾薬が戦闘地域に届くのには数日掛かるだろうと日数を多めに通告し、ウクリナ側にそれ迄は耐える様にと通知した。
 処が作戦の巧妙さで米国はこの機を逃さず議会駆け引きもあり、追加予算を遅れるのを見越して予備費流用等や機密費を使う手立てがある。

 ロシア側を欺き戦場ではウクライナ側は戦場離脱をして、多くの兵士を攻めさせて一気に多くを殲滅する戦法を用いた。時代を日本の戦国時代にタイムスリップさせ島津義弘が兵法を用いた、「釣り野伏戦法」ではなかろうか。

 戦場で必死に戦い敗走する道すがらに、追撃する勝ち誇った騎馬軍団を含め、一人も逃さず討ち取れの敵兵の群れを待伏させ多くの兵を逃さず谷や河川追い詰め一網打尽に滅ぼした場合を考えた「釣り野伏戦法」で戦果を挙げている。

 ロシア軍はウクライナ東部の僅か数キロメートルの戦場で、この2ヶ月間で1300人の死傷者を出している。機動力やドローンを多用した戦い方の戦争に、戦闘員の多くを殺害されたロシア側の損害であったと言われる。アウジーイウカはロシアが支配するドネック市の数キロメー北にある町で、此処では市街戦が行われてと言う。

 黒海沿岸に面した有力な石油精製施設が、2ヶ所使用不可能な状態になり支障を来しており。ロシアのミサイル艦をクリミアを拠点として活動しているのを排除した可能性があり、ウクライナに艦艇からの攻撃はなくなったと言われる。

悲願の米国製F16戦闘機が愈々実戦配備に

 ロシアは国境を超えハリキウだけでなく、北東部のムスイ州を含めた国境地帯も拠点になっている。ロシアは未だ領土を支配を広げようとしている。だがロシアに本土に攻撃を仕掛けるないバイデン大統領の言葉を鵜吞みにすると、取り返しの付かない事態になる、ウクライナが悲願の米国製F16戦闘機が愈々実戦配備につく。

 ウクライナのパイロットはロシアのミグ29やSu57と対決するが、待ち遠しいという。F16の方が操縦性と最新兵器の装備など搭載可能で運用性は優れている。F16は昼間軽量戦闘機として開発された、その後全天候型多用途戦闘機に進化して成功を収めている。

 柔軟な対応力と高度なレーダ―システムが現代の空中戦に備わり、速度は時速2448(マッハ2)高度5万フイトで運用可能で、内蔵タンクでは550キロ外部タンク装着の場合3220キロ運用できる、約96キロ以上の距離に亘って空域と地上の標的を追跡できる。

 今のウクライナの領土奪還作戦には最適の性能と装備を備え名機で、約9か月の戦闘訓練を積んでいる。

孤立が深まるプーチン大統領なのか…

 米国の大統領選挙が誰になろうと西欧諸国合は、ウクライナを見捨てないと思う。ヘイリ―氏がトランプ氏を支持すると声明を出した。

 どう見てもプーチン大統領はこの状態では孤立が深まり、ベラルーシと組んで核兵器搭載の搭載可能な弾道ミサイルのイスカンデルを配備をして、ロシアは何時でも核戦略兵器を使える状況を備えになるが、中国訪問もロシアのパイプラインの条約を見送っている。

 国際社会の環境も中国もイラン大統領の予期せぬ事故死で極端な政変は起きないと思う。
 何処の国も自国の安定の為に必死になって国民と国益を守る為に懸命である。

 プーチン大統領は核戦略兵器使用をちらつかせ、これ以上ロシアを追い込むなのシグナルを本気でしだしたが、核戦略兵器を自ら使用すれば報復でどうなるかは自明の理である。
 双方とも手痛い惨状を被るので恫喝で牽制するに必死なのは、国内事情は国際的に経済制裁が功を奏している証である。

 バルト3国はより以上に結束を固め、ジョージアもウクライナもNATOに加入すればロシアは領土侵略は出来なくなる。ウクライナだけは良質の農産物が出来て又黒海経由やアゾフ海経由と海上交通の要で、自由な海上航海を失いたくないウクライナだけがが、権益を握る為にNATO加入を反対するのである。

 何れにせよウクライナとロシアは簡単に一筋縄でいかない理由があり、ロシアが物欲に絡みウクライナを手放さない訳が理解できる。

 最大の支援国米国の大統領が決まり一日も早く戦争終結を願いたいものである。(岩重20240526)

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