2024年05月27日 11時31分

《イベント告知 》

演激集団INDIGO PLANTSによる「桜舞~花征きて~」

 演激集団INDIGO PLANTSによる「桜舞~花征きて~」は、令和6年8月4日(日)開場13時30分、開演14時00分、末吉総合センターで開催される。
 チケットは、5月29日(水)午前8時30分から発売開始となる。

入場料金
全席自由一般2000円、高校生以下1000円 

チケット販売所
【末吉】末吉総合センター・浜田書店
【大隅】大隅中央公民館・浜田文宝堂・光美堂
【財部】財部中央公民館
【都城】西村楽器都城店(10時30分~)

「桜舞~花征きて~」とは
桜花作戦を題材に「蒼空」に続く、人間ドラマを描きます。

特攻兵器である人間爆弾・桜花。

桜花搭乗員である学徒兵・秋山勇は、鹿屋基地に赴任した時、まだ迷いの中にいました。

そこで出会った従軍看護婦の山際響子。彼女は、特攻作戦が、それを行う日本が、この時代がおかしいと諭し、自分は看護婦として、命を救う事に己の命をかけたいと語ります。

桜花を運ぶ一式陸上攻撃機を操縦する一式陸攻隊隊長・近藤伍郎少佐。

職業軍人・近藤、学徒兵・秋山。全く違う生き方をしてきた二人は本心と建前のせめぎ合いの中で語り合います。二人が唯一共通する想い、それは「守りたい」という気持ちでした。

自分の整備する桜花が、人間爆弾として人を死なせる兵器である事への葛藤を抱く整備兵・御代田啓太。

近藤少佐への想いを抱きつつ、女学生たちに生きることの大切さを伝えようとする教師・御代田真知子。

息子と再会し、その先に永遠の別れがある事を知った秋山勇の両親。

「桜舞~花征きて~」は、己の命と向き合う人々を通して、時代、そして心を描く人間ドラマです。

桜花とは
生還不能の特攻兵器に付けられた名称です。

​大型爆弾に操縦席と翼、ロケットを付け、母機である一式陸上攻撃機に吊るされて目標付近で分離して発射。

発射された桜花を搭乗兵自身が操縦し、敵艦船へ体当たり攻撃を行うという、特攻の中でも人間魚雷・回天

と並ぶ残酷な兵器と言われています。

終戦までに755機生産され、55名の桜花搭乗員が特攻戦死しました。

桜花を搭載した一式陸攻は特攻が任務ではない為、基地に帰還する事が求められました。

しかし桜花の重量により速度が低速となり運動性が大きく損なわれる為、敵に狙われやすく、目標地点に到達する前に撃墜される事が多く、また、一式陸攻の操縦には7名の人間が必要で、桜花1機の為に7名もの人間が犠牲になるこの作戦は反対するものが多くいました。しかし桜花作戦は続きました。

一式陸攻搭乗員は365名が戦死。

放たれた瞬間に搭乗員の死が約束されるこの兵器は、米軍にとって理解不能で「Baka Bomb(馬鹿爆弾)」と呼ばれていました。

問い合わせ先
一般財団法人まちづくり曽於 ☎ 0986-76-7100

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