2025年12月23日 20時26分

《政治・行政 》

コンビニ強盗訓練 的確に対処 鹿屋市のセブンイレブンで

 鹿屋市のコンビニエンスストアで、令和7年12月18日、強盗対処訓練が実施された。

 コンビニエンスストアにおける強盗事件発生を想定した実践的な対処訓練を行い、従業員等の的確な対処、警察への通報手順などを再確認、防犯意識の高揚を図った。

 実施されたのは、鹿屋市寿7丁目の㈱セブンイレブンジャパン鹿屋寿7丁目店。

 この日は、警察署員扮する強盗が、覆面をし刃物を手にしながら店内に侵入し、大声を出して店員に脅しをかけ、現金を奪い逃げ去っていき、コンビニ店員があとを追いかけ、カラーボールを投てきするとともに、別な店員が警察に連絡し、犯人の特徴や逃げた方向、車のナンバーなどを伝え、逮捕までつなげる訓練。

 通報を受けた警察がパトカーで現場に到着し犯人逮捕となった。

 訓練を終え、セブンイレブンスタッフや鹿屋警察署生活安全課長の堀之内俊夫警部らと、訓練の振り返りを行い、堀之内課長が、「コンビニ強盗は今年姶良市と曽於市で2件発生。発生した場合は、まずは自身の身の安全を第一に適切に対応、犯人像や逃走経路の通報を」など話し、「この日の店員の通報による犯人の身長や体格などはほぼ合っていた」などの報告があった。

 店長や副店長らスタッフは「初めての訓練で、犯人の大声にびっくりしましたが、110番通報など対応はできました。なければいいと思いますが、発生したときには、今日を思い出して対応していきたい」。
 「2回目の訓練で、まずは怪我をしない身の安全を考え、気持ちをしっかり持って対処できました」など話していた。

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