2025年09月17日 10時11分
《伝統 》
笠之原十五夜大綱引大祭 五穀豊穣や商売繁盛 無病息災など
第25回笠之原十五夜大綱引大祭が、令和7年9月13日(土)午後4時~笠之原公園で盛大に開催された。

笠之原十五夜大綱引大祭は、今から260年前、江戸時代中期に笠之原に伝わリ、五穀豊穣に感謝するように始まった行事。
当時は台風や干ばつに堪え、五穀の豊作を祈願する最大のイベントだった。
約3日間、町の消防団員を中心に町民が参加して手編みする大綱作りは、昔からの伝統を受け継いでおり、直径約40cm重さ約1トンを超える手編みの大綱は、おそらく全国でも例を見ないという。



この日も、多くの市民が集まり神事。
わんばく相撲大会、笠之原商工同友会の原田和延会長が開会のことば。
笠之原十五夜実行委員会により鏡割り。
ナプアレア・ヒナノのフラダンス、サロンかんな・ストレッチきさらき会による鹿屋音頭・炭坑節。
五穀豊穣を祈念して第1回大綱引きがあり、大いににぎわった。





笠之原なでしこ会による踊り、花びら囃子、ダンススタシオ・エナシーによるダンス。
今年から始まった笠野原小学校児童によるこども神輿が、玉山神社からスタートし会場までわっしょいわっしょいと練り歩いてステージで神輿を披露した。
商売繁盛・家内安全を祈念して第2回大綱引き。
高校生バンドによる「本能」・「さよならエレシー」、和花扇千翠事下村麻美さんによる舞踊「竹」、かのやカンバチロウほかしみんによるかんばち踊りもあった。
笠之原町内会会長の宮島辰己実行委員長、来賓の中西茂鹿屋市長があいさつのあと、交通安全・無病息災を祈念して第3回大綱引き。
マシックショーやお楽しみ抽選会で大いに盛り上がった。


