《教育・社会 》
アスリートと実際ふれあい将来の夢や目標へ一歩踏み出す
東串良町トリガープロジェクト 新体操
東串良町トリガープロジェクト(スポーツツーリズム)が、令和6年1月28日~30日の3日間、町内小学校で開催され、新体操元日本代表の坪井保菜美さんが子どもたちにリボンを使って一緒に新体操競技の楽しさを伝えた。
トリガープロジェクトとは、昨今、SNS等で多くの情報が簡単に収集でき、バーチャル体験で現地に足を運ばなくても簡単に体験できる現代において、実際にふれあうことで得られる直接的な価値観が薄れてきている中、同プロジェクトでは、子どもたちが、アスリート選手と実際に触れあうことで将来の夢や目標へ一歩踏み出すきっかけになって欲しいと昨年から実施。
今回は、元新体操日本代表の坪井保菜美氏を招致し、町内3小中学校にて新体操の披露やふれあい講演を行ったもの。
坪井さんは、岐阜県出身。
岐阜大学教育学部付属中学校、済美高校、強化指定選手選出で千葉県立千葉大宮高に転向、早稲田大学スポーツ科。
5歳から20歳までめこ5年問新体操を続け、新体操日本代表選抜団体チーム、フェアリージャパンとして、数多くの世界大余に出場。
2008年北京オリンピック出場、2006年~2009年世界選手権出場。
2009年新体操ワールドカップ種目別優勝、同年の世界新体操選手権大会種目別世界4位入賞を最後に、フェアリージャパンを引退。
現在は新体操指導者、絵を描くアーティスト、ヨガのインストラクターやモデル、タレントとしてマルチに活躍中。
29日には、柏原小学校で、まず世界で活躍していた時の映像を観てから、新体操について説明。
これからいろんなことを体験する中で、感謝する、努力する、チャレンジするということを忘れないで頑張って欲しいなど話した。
柔軟体操を行い、実際リボンを使って、初めての新体操チャレンジ、グルグル輪を作って移動。
最後は6メートルあるリボンを投げてキャッチできるかもチャレンジし、見事成功すると拍手喝さい、楽しい授業となった。
池之原小学校でも実施され、東串良中では1~2年生を対象にした講話もあった。