2025年12月10日 19時12分

《政治・行政 》

曽於市で初 野生イノシシの豚熱感染確認 県内6-7例目

 令和7年12月1日と4日、曽於市財部町で捕獲された野生イノシシが、「豚熱」に感染していることが、曽於市で初めて確認された。
 中央家畜保健衛生所で血液を検査した結果によるもので、県内では、先月からこれまでに豚熱に感染した野生のイノシシが霧島市で5匹確認されており、県内で7例目。

 同市では、豚熱は汚染された畜肉や人の衣服、車、野生動物などによって拡散する恐れがあります。不用意に養豚場などに立ち入らないようにしましょう。

 豚熱は人間には感染せず、感染した豚肉を食べても健康に影響はありませんが、豚やイノシシに対して非常に強い感染力があり死に至る可能性があります。

 万が一、野生のイノシシが死んでいるのを発見したら、畜産課(電話番号0986-76-8809)に連絡するなど、豚熱ウイ ルスの拡散防止にご協力をお願いします。

 また、原因が分からないまま、イノシシが死んでいる場合は、死骸を素手で触ったり、土に埋めたりせず畜産課または曽於家畜保健衛生所(電話番号099-487-2351)へ連絡してください。…と呼び掛けている。

 発生状況
(県内7例目)令和7年12月4日、財部町高塚において、野生イノシシの 豚熱の感染事例を確認。

(県内6例目)令和7年12月1日、財部町中谷において、野生イノシシの 豚熱の感染事例を確認。

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