2026年10月10日 15時05分

《伝統 》

鹿屋市の王子町鉦踊り・銭太鼓奉納 11日は町内巡行

 鹿屋市の王子町鉦踊り・銭太鼓奉納が、令和8年10月8日(木)、和田新田土地改良区の神事終了後、和田井堰公園で開催された。

 王子町鉦踊・銭太鼓保存会(山薗謙一会長)主催。

 鉦踊りは、江戸時代の宝暦3年(1753年)の島津藩新田開発に伴う新田川用水路開削開通を記念しては始まったと伝えられ、現在は旧暦の8月28日、和田井堰公園の水神祭で奉納される。(令和2年4月28日県指定)

 銭太鼓は、昭和35年(1960年)頃に町内有志により、「五穀豊穣・家内安全」などを祈願して、鉦踊りと共に和田新田川の水神祭や秋祭りなどで演舞していたもので、数年途絶えていたが、平成22年から再スタートし、鉦踊りとともに今に伝えられている。

 王子町鉦踊りは、市無形民俗文化財から、令和2年4月には鹿屋市で2件目となる鹿児島県指定無形民俗文化財(第66号)に指定されている。

 王子町鉦踊り・銭太鼓保存会では、毎年8・9月に練習を行い、旧暦8月28日に和田新田水神へ奉納した後、町内を巡行している。

 この日は、鉦踊りのほかにからす踊りも披露され、また約250年前の旧暦8月28日、和田井堰、川東町鶴田池、光同寺池の各水神に五穀豊穣を祈って奉納されてきた川東八月口説踊りも披露され、奉納に華を添え、同踊りは、川東町内を巡行した。

 なお、鉦踊り・銭太鼓奉納の王子町内一円巡行は、令和8年10月11日(日)午前8時30分から午後4時まで行われる。

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