2026年09月18日 05時19分

《四季の話題 》

高隈 大隅半島固有種 タカクマホトトギス 観に行かれては…

 暑さがまだまだ続く中、秋雨前線の停滞や台風の影響もあり、全国的に天候不順な日々続いている。

 線状降水帯での被害もあり、この暑さで大変な思いをされている方々がいらっしゃる中で、9月も半ばを過ぎようとしており、朝晩が少し涼しくなってきている。

写真=タカクマホトトギス

 気候変動の影響で自然災害も多発し、日本の豊かな四季、春と秋が短くなり亜熱帯に近くなるのではと言われる中でも、自然の営みは着々と進んでいる。

 今月末、高隈山系の道案内を頼まれたこともあって、下見も含めて14日、高隈御岳の登山道入口付近まで足を運んでみた。

 それも、この9月の大雨により、御岳登山道入口までの林道ががけ崩れで通行止め…という情報を聞いたこともあってのこと。
 崖崩れ箇所は土嚢などが詰まれ、大型自動車の通行不可となっており一安心したが、道すがら、黄色い花が咲いているのでもしや…と思ったら「タカクマホトトギス」。

 いつも御岳5合目付近の岩場には黄色いきれいな花が群落していて、とても癒されるが、この日は5合目付近はまだ開花しておらず、5合目手前の鳴之尾林道にちらほら。

 タカクマホトトギスは、「大隅半島の高隅山周辺のみに自生する固有種」とか、「大隅半島のみに分布する」、「花期は9月中旬から10月上旬である。九州南部の一部に分布するが、生育地の環境破壊などで、絶滅が危惧されている」などの説明もあるが、この高隈山系御岳には、かなりの群落箇所があり、この花を目当てに登ってくる登山客も多い。

写真=ヤマジノホトトギスも

 高隈山は、このタカクマホトトギスやアケボノツツジ、マンサクなどが群生していて、登山客も多い。

 この時期に可憐に咲くタカクマホトトギス。
 御岳5合目登山口までは、鳴之尾牧場手前から登っていく鳴之尾林道を車で行けるので、10月上旬から半ばくらいまでの間で観に行かれてみては…。この地元でしか見られない固有種、一度は…。(米永20260918)

写真=シコクママコナも

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