2025年08月09日 15時22分
《大隅点描 》
オオキツネノカミソリ咲く~県絶滅危惧Ⅱ種
関東以西から九州本土に分布するオオキツネノカミソリ(ヒガンバナ科)は、大隅中部の鹿屋市が分布南限であるが、鹿児島県全体での分布地として個体が少なく、本種を見る機会はほとんどなく、県絶滅危惧Ⅱ種に指定されている。

同じ仲間のキツネノカミソリがあり、こちらも県絶滅危惧2類に指定されている。
今年の開花は昨年に比べ2週間遅れの開花となった。
全国的には8月上旬が開花日となっている。
自然環境が保たれているところでは種が生き残ることを端的に示している。
大隅の自然、歴史研究
坂元二三夫