《教育・社会 》
東串良町子どもPR大使任命 連携協定結んだ江津市と交流
令和6年度東串良町子どもPR大使任命式と、東串良子ども未来会議事前勉強会が、令和6年7月26日、東串良町役場で行われた。
写真=子どもPR大使の任命式
これは、昨年11月に自治体間連携協定を結んだ島根県江津市と交流を図り、互いの関係人口創出に寄与すること。
次世代を担う子どもたちが、子どもならではの視点から地域の課題や魅力を探り、これからの町政やまちづくりに活かすこと。
町内外の魅力等を学び、地域の良さの再発見を促すとともに身近な問題や魅力について意見や考え方を述べる機会を設け、その経験を小中学校での活動に役立てること…などを目的として、こども未来会議がスタート。
写真=オリエンテーションやワークショップも開催
今回、8月3日(土)には、江津市の子どもたちとズーム会議を行い、8月27日(火)~29日(木)まで、江津市への現地視察を行う予定。
この日は、オリエンテーションがあり、PR大使任命のあとは、大使として町長へのインタビューを行い、東串良町の魅力や江津市への質問についてのワークショップを行った。
写真=町長へのインタビュー
写真=町長が丁寧に受け答え
オリエンテーションでは、「島根県江津市について知ってみよう!」として、次の学習を行った。
江津と書いて、『ごうつ』と読み、東西に長い島根県の中で、江津市は西部(石見地方)に位置します。中国地方最大の大河、江の川。
中国山地の水源から194キロ、多くの支流の水を集め日本海に注ぐ河口にあります。「江津(川の港)」の名のとおり、古くは江の川河□の港として発展し、江戸時代には北前船の寄港地として栄えました。
江の川を通じた地域間のつながりも深く、平成16年に同じ江の川流域の桜江町と合併し現在の市域となりました。
江津市は良質な粘土層に恵まれていることから、日本三大瓦の一つ、石州瓦の産地としても知られます。「来待(きまち)色」とも呼ばれる赤瓦は寒さに強く、耐久性に優れ、全国各地に流通しています。
江津市は、公共交通機関を利用した場合、東京から一番遠いまちとして高等学校「地理A」の教科書に載ったこともある市ですが、何
もないからこそ何でもできる創造力特区として、色々なことに挑戦している市です。
町長へは、「私たちがお手伝いできるイベントがありますか」「この町の未来について教えてください」「子供たちに対しての町の取り組みは」などののインタビューがあり、宮原町長が丁寧に答えていた。
8月3日のズーム会議と、27日からの江津市視察に向けて、気持ちを一つにして記念写真を撮った。