《防衛 》
鹿屋基地施設整備に令和8年度約78億円 火薬庫2棟 格納庫等
海上自衛隊鹿屋航空基地に関する令和8年度予算案及び滞空型UAV (シーガ-ディアン)の配備について九州防衛局から、令和7年12月26日、次の要旨で公表があった。
海上自衛隊鹿屋航空基地に関する令和8年度予算案について(施設整備)
【施設整備】
▽国家防衛戦略及び防衛力整備計画においては、自衛隊の十分な継戦能力の確保・維持を図る必要があることから、弾薬の生産能力の向上及び製造量に見合う火薬庫の確保を進め、必要十分な弾薬を早急に保有することとしています。
▽鹿屋航空基地においては、火薬庫2棟を整備するとともに、滞空型UAV(シーガーディアン)を格納・整備するための整備格納庫の整備、老朽した火薬庫の整備、鹿屋航空基地に隣接する用地の取得を予定しています。
▽令和8年度予算案においては、火薬庫2棟の設計、滞空型UAV(シーガーディアン)の整備格納庫の設計、既存施設の移設・撤去工事、火薬庫改修工事及び鹿屋航空基地に隣接する用地の取得など、鹿屋航空基地における施設整備に係る経費として全体で約78億円を計上しています。
滞空型UAV (シーガーディアン)の 鹿屋航空基地への配備について
▽防衛力整備計画において、広域での洋上監視能力を強化するため、滞空型無人機(UAV)を整備することとしており、令和6年11月にMQ-9B(シーガーディアン)を導入機種として選定しました。
▽配備先については、鹿屋航空基地・八戸航空基地とさせていただきたいと考えており、令和10年度から海上自衛隊による運用を開始させていただきたく、そのための準備を行うため、令和9年度から鹿屋航空基地において民間企業による飛行を開始したい考えです。
▽なお、民間企業による飛行の機会に、航空自衛隊による対領空侵犯措置における滞空型無人機(I-JAV)の活用にかかる検証もあわせて行う予定です。
滞空型UAV (シーガ-ディアン)の鹿屋航空基地への配備に関する内容については、引き続き、国に詳細な説明を求めてまいります。















































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