2025年09月16日 19時01分
《事件・事故 》
14日夕 米海兵隊員が物損事故「訓練外の移動中」
陸上自衛隊と米海兵隊の実動訓練(レゾリュート・ドラゴン)中の米海兵隊員の運転する車両が、令和7年9月14日夕、道路側面のガードレールに衝突する物損事故を起こしていたことが分かった。
事故発生から1日たった15日夕に九州防衛局から県に情報提供があり、県が16日未明に発表した。けが人はなかったという。

県は防衛局から「海兵隊員はレンタカーで訓練外の移動中だった」と説明を受けた。事故の発生時刻や場所、車種などの詳しい情報は説明されていない。
県内ほかで、11日から実施されている実動訓練(レゾリュート・ドラゴン)で、8日には、航空機の拠点となる海上自衛隊鹿屋航空基地に、訓練に参加する米軍の輸送機オスプレイが到着。
米軍関係者が同市内に滞在すると発表していた。
鹿屋市には、令和7年9月15日(月) 17時30分に、米海兵隊員が運転する車両(レンタカー)が、道路脇のガードバイプに車両左側面を接触させたという事故(物損)に関する国からの連絡があり、同日午後に報道発表した。
鹿屋市としては、国に対し、米軍関係者等の事件・事故及びトラブルの発生防止に万全を期すともに、事件・事故等が発生した場合は、国の責任において迅速かっ適切に対処し、併せて速やかな情報提供を行うよう、再度要請したという。
また、県危機管理課は「事件・事故等が発生した場合は、国の責任において、迅速かつ適切に対処するとともに、速やかな情報提供を行うことを改めて要請した」とのコメントを出している。