2025年09月04日 17時16分

《地域づくり 》

神野の魅力を多くの人に伝えられるよう尽力したい!

“神野”山の学校キャンプ場のにぎわいを~藤木彩さんがアドバイザーに

 鹿屋市吾平町の「“神野”山の学校キャンプ場」を中心に、そのブランディングと情報発信、企画立案などを行い、キャンプ場をより多くの人に知ってもらい、来場者数を増やすこと」を軸に活動するアドバイザー、藤木彩さん。

写真=藤木さんを歓迎して乾杯!

 この8月から令和8年1月まで半年間の活動がスタート。
 これは内閣府地方創生推進事務局のSDGs官民連携プラットフォーム事業の人材マッチングにより、藤木さんが神野地区のにぎわいづくりを支援することになったもの。

 8月29日には、同キャンプ場で歓迎会があり、地元のまちおこしグループメンバーや地域おこし協力隊らが集まり、バーベキューなどで交流をし、情報交換を行った。

 藤木彩(ふじき あや)さんは、福岡県を拠点に、ブランディングやマーケティング、SNSを活用した情報発信を行うフリーランス。

 これまで大手ビールメーカーでの販促企画やアウトドアブランドでの販売・店舗づくりを経験。

 その後、地域おこし協力隊として福岡県赤村にて活動し、キャンプ場の活性化や特産品の開発、SNSを活用した情報発信で成果を上げてきたという。

 現在はフリーランスとして、自治体や企業のマーケティング・PR支援、地域資源を活かした企画を手がけている。

 今回神野では、キャンプ場をより多くの人に知ってもらい、来場者数を増やすことを軸に活動。

 その内容は、ターゲット選定として、来場を期待する層を明確にし、そのニーズに合った魅力を整理。

 神野のキャンプ場を「自然豊かで地域とつながれる場」としてブランドイメージを構築し、その世界観が伝わるように情報を発信。
 SNSや口コミを活用し、発信する内容やトーンを統一させることで、ターゲット層に響く発信方法をサポートするブランディングと情報発信。

 ターゲット層が参加したくなるようなイベントや体験コンテンツを企画のアドバイスを行い、神野の魅力を体験を通じて感じてもらえる仕組みをつくる企画立案などを行う。

 この日は、鹿児島牛などのお肉や地元の野菜、参加者が持ち寄った鮎などをバーベキューで楽しみながら、神野地区の自然や歴史など情報交換や、地域との交流、親睦を深め、「これまで神野キャンプ場の利用者が年間200人位ですので、これを1000人台に乗せられるよう藤木さんのお力と地元で頑張っていきたい」など期待を掛けていた。

 藤木さんは、「神野が地域外から訪れる人々と、地元を愛する人々との交流の場となり、関係人口を増やすことで、地域全体の活性化につながることを目指していきたい。

 特に、神野に行くまでは、集客のことばかり考えていたのですが、皆さんにお会いしてこの地元の空気感、丸ごと楽しんでもらえるようにしたいなと感じましたし、地元方々の思いを聞いて胸が熱くなりました。

 こんな地域に関われることが、私には嬉しかったですし、また私が体感したようなすぐにでも行きたくなる神野の魅力を多くの人に伝えられるよう尽力していきたいです!」と語っていた。

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