《教育・社会 》
ワクワク 初めてのパントマイムに挑戦 祓川小
鹿屋市立祓川小学校芸術鑑賞会「パントマイム教室」が、2025年10月15日(水)、同校体育館で開催された。
これは、特定非営利活動法人鹿児島子ども芸術センターのクラウドファンディング支援事業により、「はせがわ天晴(ハセガワアッパレ)」さん、坪内晋二さん2名によるパントマイム教室として実施されたもの。

同授業は、子どもたちに優れた舞合芸術鑑賞の機会を設け、鑑賞することで、芸術に関する興味や関心を喚起し、芸術鑑賞能力の向上と豊かな情操のかん養に資するために定期的に行われている。
この日は、会場の体育館入口で、はせがわ天晴さんらがお出迎えし、まずはパントマイムについていろいろ説明。
パントス(すべて)と、ミモス(まねる)とが合わさってできた言葉で、心を動かすことと、体幹を中心にバランスをとって動くこと。
そしてその動きには必ず理由があること、本当のことを誇張して表現してみるなど伝えた。


二人で洗濯機の中の洗い物衣類を表現したり、さまざまなパントマイムを披露。
子どもたちも、鶏や赤ちゃん、おじいちゃん・おばあちゃんを動きで表現。
「壁」を両手と体を使って表現する方法を、用紙を手に持ったり、体育館の壁に手を置いて、また児童同士で向き合ったり、仲良くいっしょになって揃ってやったりと、楽しみながら体験した。

6年生の平田葵さんは「初めての体験で、手と体を動かすのが難しかった。赤ちゃんの動きとか先生はうまくて、私たちのはちょっと違ってたけど、楽しかった」など感想を述べていた。
はせがわ天晴さんは「(子どもたちの)反応はすごく良くて、先生がいっしょになってやってくれて楽しくできました。体を動かして表現する、相手に伝えるためにはどうしたらいいか、いろいろ考えてやれば、楽しいと思います」など話していた。
