2026年10月26日 15時50分

《政治・行政 》

大崎町全小中で鰻のかは焼き給食 泰斗商店横山氏が授業も

 大崎町の養鰻業「泰斗商店」が、2026年10月19日 (月)、 町内の全小中学校へ学校給食として鰻の蒲焼約850人分を提供。
 大崎中学校では給食前に、横山桂一代表取締役が「なぜ養鰻業に挑むのか」を語る授業を実施し、生徒たちが熱心に聴き入っていた。

写真=給食前に泰斗商店横山代表取締役が特別授業

写真=鰻の蒲焼給食

 泰斗商店の鰻は、「横山さんの鰻」としてブランド化され、オリジナルの餌を使用、自然豊かな大隅半島の恩恵を受けた水質、職人が大切に育てているうなぎはくさみが少なく、ほどよく脂が乗っていることで、全国に多くのファンが多く、インターネットを通じて料理店へのうなぎの出荷や、うなぎの蒲焼きの販売も行い人気となっている。

写真=特別授業で質問する生徒

 これまで様々な雑誌やSNSに、そのストーリーやインタビューで横山さんの鰻が紹介されてきた。

 大崎町のふるさと納税では、うなぎが大人気で、この学校給食への提供を機会に、大崎中学校で、生徒が地元の魅力に触れ、故郷への愛着心を育む取り組みとして授業を実施。

 地域の食育と未来を担う子どもたちのキャリア教育をつなぐ取り組みとして、地元産業の思いを子どもたちに伝えた。


 横山氏は、1977年生まれ。
 高校卒業後プロゴルファーを目指しアメリカに留学し、帰国後、千葉で研修生になった経験や、その後、「横山さんの鰻」のブランドを確立したことに至るまでの思いなどを話した。

 横山さんは、ゴルフのプロテストに落ち、悔しく、これから何をしたらいいか分からなくなり、人生が終わったと思った…。しかし、そこから新しい人生が始まった…。

 鰻の仕事をしながらも、最初は興味がなく、鰻の池がただの池だと思っていたのが、池の水のことを考えはじめ、鰻が元気な日、餌を食べない日など毎日の違いが分かり、本気で向き合っていると、だんだん見えてくるものがあったという。

 職人の視点からの水と鰻の関係、水温や酸素を測って環境の声を聴くようになる。

 その水質や餌の違い、そこに向き合い続け、雑味のない旨味がでて、自分の名前のついた鰻が全国へ旅立つようになった。

 目の前の鰻に向き合っていたら、いつの間にか鰻が、最高の料理人たちや世界中の人々との出会いを運んでくれた。

 鰻が世界を広げてくれ、鰻を通して出逢った人たちが僕を変えてくれた。

 今、皆さんの将来の夢が決まっていなくても大丈夫。
 大切なことは、目の前にあることに本気で向き合ってみること。本気が出会いを生み、出会いが人生を変える…と結んだ。

 特別授業後、横山氏も生徒たちといっしょに給食を食べ、生徒たちも美味しく鰻などのこの日のメニューを食していた。

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