《伝統 》
国の重要無形民俗文化財指定 岩川八幡神社創建1000年祭
弥五郎どん祭り3日間賑やかに~弥五郎どんと隼人族が時空超えて再会する歴史的イベントも
県下三大祭の一つ、岩川八幡神社の弥五郎どん祭りが、2025年11月3日、岩川八幡神社や曽於市岩川市街地で開催され、2日には前夜祭、4日はシンポジウムで記念演舞もあった。
弥五郎どんは、身の丈4メートル85センチの大男。
25反もの梅染めの衣を身に纏い、ギョロリまなこに太い眉、大小2刀を腰に携えたその姿は勇ましい。
一説には隼人族の首領、または300歳の長寿を誇り、六代の天皇に仕えた武内宿弥となどとも言われているが、その正体ははっきりしていない。
しかし、穀物の豊作や地方守護の先導役として、昔からなくてはならない存在。
、「弥五郎どんが起きっどー」のふれ太鼓で弥五郎どんが目覚め、身支度をすっかりととのえた弥五郎どんが、岩川八幡神社の境内で網に引かれ、巨体がやおら身を起こす。
午後から「浜下り」があり、八幡神社の境内を出た弥五郎どんが、約3時間市街地を威風堂々練り歩いた。
武道大会、のど自慢、全空連、少林寺、弓道、バレーボール、露天商もいっぱいで賑わう。
また、2日(日)には弥五郎どん祭り前夜祭~どんドン祭りが大隅文化会館で行われた。
2025年、弥五郎どん祭りが大住隼人舞(大住隼人舞保存会)、国の重要無形民俗文化財に指定され、岩川八幡神社が創建1000年祭を迎える記念すべき年。
この特別な年に、1300年以上前に京都へ移住した隼人族の末裔である「大住隼人舞保存会」を曽於市に迎え、弥五郎どんと隼人族が、時空を超えて再会する歴史的イベントがあった。
会場では、大隅弥五郎太鼓Jr、Raugh style (ダンス)、ミスター弥五郎・そお市観光大使紹介、弥五郎どん祭り津曲芳夫実行委員長、隼人加織ライブ、東川隆太郎
トークライブ、岩川小・大隅中・曽於高校吹奏楽、弥五郎どんファンタジアなどもあった。
4日(火)には、弥五郎どんシンポジウムが岩川八幡神社であり、会場には、弥五郎さん兄弟が集結。
鹿児島民族学会会員の出村卓三氏の基調講演や、パネルディスカッション、大隅弥五郎太鼓と神楽舞、獅子舞などの記念演舞もあった。














































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