2023年11月19日 17時37分

《おおすみ雑記 》

福岡や北九州、宮崎からも参詣、ツアーも増え、ガイドも活躍

 大隅半島に住んでいるからには…と、大隅半島の歴史、特に吾平山上陵が身近なところであるので、南九州の日向(ひむか)神話、古事記や日本書紀についての本や文献をかなり読み込んできた。

 吾平山上陵にも定期的に行っていて、先日は、福岡からのご夫婦と少し会話を交わし、次に鵜戸神社に行ったらまたお会いして、「鵜戸六所権現」の話をしたが、吾平山上陵におられる神話ガイドの前村さんに、いろいろ教えてもらってたみたいで、少し話し込んだ。

写真=彩づいた吾平山上陵の紅葉

 また、参道途中にある桃山陵墓監区吾平部事務所近くに、広葉杉(こうようざん)の大木があって、昨日からの強風で落ち葉が散乱、杉とは違う落ち葉をしげしげと見ておられたカップルがおられたので、広葉杉の簡単な説明をしたが、宮崎からいらしたというので、ひむか神話の話にもなった。

 この日、ガイドの前村さんにも話を聞いたが、北九州からも、かなり古事記や日本書紀に詳しい方々がおいでになり、前村さんの説明を聞いて、私の考えといっしょだ!と嬉しそうにしておられたという。

 コロナがほぼあけて、9月に入ってから旅行会社による鹿児島市からの20人前後のツアーも結構来ているようで、県内外からコアな人たちが参拝されるようだ。

 鹿屋市はばら園もだが、宮内庁により神代三山陵に治定されている陵であり、宮崎にも鵜戸神宮の背後の山上が吾平山上陵とされているが、今は鵜戸陵墓参考地となっていて、ここにしかない歴史の大きなスポットである。

 福岡や宮崎などから、こうしたコアな人たちが集まってくる、もっと広くその存在を知ってもらいたいと感じている。全国にだが、地元大隅半島の人たちも…。

写真=イチョウも少しずつ

今、地元吾平の方々が、のぼり旗を沿道に立てたり、様々な活動をしておられる。来週26日は、10時~15時まで吾平山上陵の四季を楽しむお茶会が開催される。
 紅葉とイチョウの葉も色づいてきたようだ。ぜひ楽しんでもらいたい。(米永20231119)

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