《行政 》
みずみずしい南国ならではの甘いパインアップル食べて!
南大隅町佐多大泊でパイナップル収穫目揃会と、果実試食会
パイナップル収穫目揃会と、果実試食会が、令和7年7月7日、南大隅町佐多大泊の「佐多岬熱帯果樹施設」で開催され、南大隅地区でパインナップルなど熱帯果樹を収穫、試食、糖度16のパインが収穫され、美味しく試食されていた。
同町内では道の駅等でも販売されるが、7月の本格的に収穫時期になり、JA等を通して全国に出荷されるのを前に、栽培農家や行政、JAらの関係者が集まり、糖度を計り、試食し合っていた。

南大隅町は南国ならではの温暖な気候と手うかずの自然が残る本土最南端の町。
抜群の景色が楽しめる佐多岬や絶景に息をのむ雄川の滝など観光スポットも見どころがたくさんあり、また、西郷隆盛も訪れた歴史ある町でもある。
そして何より、大自然が育んだ美味しい山と海の幸も町の自慢で、同町では6年前からバインアップルの試験栽培に取り組んでおり、毎年検証等を繰り返しながら、品質の高いパインアップルの生産に励んでいる。
この度、昨年度栽培分のパインアップルが、7月に出荷の時期を迎え、全国へ出荷する前に是非今年のバインアップルを食して…と試食会開催となった。
この日は、南大隅町経済課の浪瀬哲也課長があいさつ。
JA鹿児島県経済連の園芸事業部果樹花き課の竹下和宏課長が、今年のパイナップルのできと甘さなどを説明。


用意されたのは、果汁が多い「ハワイ種」、しっかりした果肉と甘さが強い「ボゴール」、濃厚な味わいと香りが特徴の「ゴールドダイヤモンド」の3品種。
岩下恭一果樹営農指導員が、茎を1㌢ほど残してキリ、また葉っぱは5~10㌢ほど残してカットなど、出荷規格を説明。
それぞれの品種を試食しながら、参加者で味を見比べていた。
家族3人で移住しパインアップルとパッションフルーツなどを育てている秋山大樹さんは、会社を設立し規模を広げる予定で、2020年移住してきて堅守を受け、本格的にパッションフルーツを育て、パインアップルにもチャレンジしている。



