2025年07月10日 19時52分

《地域づくり 》

緊急自動車や介護送迎車が安全に通行して~高木伐採作業

鹿屋市の吾平町中央東町内会青壮年部員を中心に

 鹿屋市吾平町の高木伐採作業が、令和7年7月6日、同町中央東町内会(村田清文会長)の青壮年部員を中心にして行われ、緊急自動車や介護関係の送迎車など通行に支障が生じていた現状を改善、環境美化のためにも汗を流した。

 同町内会の有志が早朝から集まり、車道にはみ出て車が通行する場合に接触するような高木の枝をレンタルした高所作業車を使って切断、それを持ち運びやすいように細断しり、用水路にも倒れこんでいる枝など長柄鎌で伐採したり、それぞれ作業を行った。

 町内会内を通行する救急車や消防車など緊急自動寧やディサービスや宅配便などの車が 安全に運行できるようにし、また地域内の環境整備と美化に努めるために実施。

 通常の奉仕作業では草払機などによる除草しか出来ないため、ここ3~4年前から行っていおり、この日は予め町内会の6つの「班」から、それそれの地域内で伐採の必要な場所を調べ木の所有者の承諾をもらい、この日は、3か所を順に作業を行った。

 どこの町内会も、少子高齢化などにより地域の奉仕作業など地域コミュニティにも様々な支障が生じ、地域によっては町内会への参加者が減ってきたり、役員のなり手無く、町内会活動への参加者も減ってきている中で、吾平町中央東町内会青壮年部では、月1回の例会で飲ん方も行い、そこで出た意見を出し企画、それを実行してきている。この高木伐採作業もその一つ。

 同町内会では、吾平町のほかの町内会にも提案、所有者が分からなかったり、遠地におられ連絡がつきにくかったりするケースもあるが、連絡を取り合い実施。
 「このような活動が、鹿屋市各地で広まってくれば、地域の美化や安全安心力が高まってくると思います。」とPR。

 村田町内会長は「行政に頼んだりしてもなかなか手が回らないこともあり、地域のことは地域で守っていくという思いの中で、緊急車両等が安全に通ることが出来るように、地域の皆さんの協力で作業を始めました」などと話していた。

 昨年は作業中に蜂に刺されたり、今回もハゼノキを切断するときに木の下や風下にいないように…と注意しながらてきぱきと作業が進められていた。

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