《教育・社会 》
鹿屋女子高で魚のさばき方など課題研究授業
鹿屋市立鹿屋女子高等学校生活科学科3年生12人による課題研究「調理コース」授業が、令和7年12月2日実施され、鹿屋市の出水田鮮魚、出水田一生氏を講師に魚のさばき方などを学んだ。
この日は、サバを使い3枚おろしを、頭の部分を切り落として内臓や血合いを取り除くことからスタート。
そして「骨の少し上に切込を入れ、ちょっとずつ包丁を入れ、骨に沿って捌いていく…」など丁寧に実演し説明され、生徒が1尾ずつ手に取り体験。
生徒たちの多くは、ほぼ初めてながら、上手に3枚おろしを行い、腹骨の部分も少し包丁を入れそぎ落とし、残った骨を抜いて、食べやすいように切り身にしてフライの準備完了。
卵をくぐらせパン粉をつけ、きつね色になるまで油で揚げ、さばフライを完成させた。
日ごろ、スーパーなどでは切り身で売られ、また惣菜で販売されていることも多く、1尾まるごとをさばいて調理することが少なくなっているが、鮮魚店主から直接教わっての3枚おろし。
生徒たちは途中、包丁を持つ手が止まり、講師に再度聞きながらも、フライまで仕上げた。
久永莉緒音さんは「3枚おろしは初めてだったので骨がどこにあるか分からず難しかった。うまくできなかったけど、また機会があったらやってみたい」など話していた。
出水田鮮魚では、その日に市場から獲れた旬の魚を使った干物や、新鮮なカンパチなど鹿児島産の魚を中心に取り揃え、生魚・刺身・総菜などその日の魚を日替わりで販売。
また、魚市場目利き体験&セリ見学&魚捌き体験ツアーや、親子で魚捌き体験なども実施しており、この日の授業を終え出水田氏は「皆さん、包丁の使い方がよく、うまく出来たと思います。また、こうした機会を増やし、魚の魅力、美味しい食べ方などもっと伝えていきたい」など話していた。















































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