2024年10月15日 16時00分

《選挙 》

食料安全保障に責任を持たなければならない地域に~森山氏

第50回衆議院議員総選挙鹿児島4区 森山ひろし陣営第一声

 第50回衆議院議員総選挙は、令和6年10月15日公示され、鹿児島4区には、届け出順に、自民党前職で党幹事長の森山裕氏(79)、社民党新人の山内光典氏(73)が立候補の届け出を済ませ、一騎打ちの戦いがスタート、27日投開票に向け両陣営が第一声を行った。

写真=党幹事長として能登入り、動画であいさつする森山候補

 森山陣営では15日午前に、鹿屋市大浦町の選対本部事務所、午後に曽於中央家畜市場で第一声がおこなわれた。

 鹿屋市では、自民党幹事長として、元日の能登半島地震と9月の豪雨被害にあった能登入りし、候補者不在の出陣式となった。

 まず、森山ひろし後援会の中村忠徳会長が「党幹事長としての役柄でどうしても選挙区に帰ることができない、その分、皆様方の協力を賜りたい」など訴えた。
 続いて森山ひろし鹿屋肝属地区後援会の山下栄会長、自民党県議会議員で鹿屋地区選対委員会の大久保博文委員長がそれぞれあいさつ。

 野村哲郎参議院議員、鹿児島県議会の松里保廣議長が激励のことば。
 公明党代表して、公明党鹿児島県本部代表代行の松田浩県議会議員、各種団体を代表して、全国農業協同組合中央会の山野徹代表理事会長があいさつ。

 石破茂総理大臣ほかの祝電披露のあと、動画による森山ひろし候補の次のあいさつがあった。
 今日わたしは、石川県の能登の出陣式に出席、自分の出陣式に出席できない経験は初めて。大変不安な選挙でありますが、自民党の幹事長としての責任を果たさせていただきたい。

 今回の選挙は大変大事な選挙であり、我が国、地域の将来にとっても大事な選挙。世界を眺めてみますと、ロシアがウクライナに進攻して2年、中東での戦争が起きて1年が経とうとしている。平和な世界、平和な日本を我々は目指さなければならなりません。この戦争を通じて感じるのは食料安全保障をどうしていくかということ。

 衆院選挙を最初に戦う時に、大隅、霧島、熊毛の元気が日本の未来を拓くと訴え、皆さんと一緒に頑張ってきて今、鹿児島が、我々の地域が大きく変わろうとしています。食料安全保障に責任を持たなければならない地域になってきた。

写真=孫の雅仁氏がダルマの目入れ

 農林水産物、木材を含めて輸出に頑張らなければならない時代であり、志布志の港を輸出の拠点港にする決定をしました。

 我々の地域には、種子島と内之浦にロケットの基地があります。今からは宇宙産業が大きく進展をしていく時代になると言われている。そのためにも貢献をしていかなければならない地域であります。

 観光面でも果たしていかなければならない役割がたくさんあります。霧島は大きな歴史を重ね、鹿児島、霧島神宮があり、先端技術を持った企業がたくさん進出、雇用に貢献。
 この地域をさらに高めていくことが日本の未来を拓くことになる。
 
 出来るだけ週末は地元に帰って現場を見させていただきながら、皆さんと懇談の場を数多く作ってきました。今後も政策は現場にあるという気持ちで頑張っていきたい。この選挙は極めて厳しい戦い、何としても勝ち抜いていかなければならない。温かいご支持、ご支援を切にお願い申し上げます。
 
 森山候補の孫、森山雅仁氏によるダルマの目入れがあって、支援を呼び掛けた。

 JA鹿児島きもつきの上窪加奈子理事によるガンバロー三唱があり、街宣車が出発した。

写真=A鹿児島きもつきの上窪加奈子理事によるガンバロー三唱

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