《スポーツ・健康 》
普段は入れない自衛隊滑走路を元気よくウオーキング
海上自衛隊鹿屋航空基地ランウェイウォークが、令和7年8月24日、海上自衛隊鹿屋航空基地内の副滑走路及び格納庫周辺約4㌔)で開催され、応募してきた市民らが普段入ることのできない滑走路を元気よく歩いた。




「海上自衛隊鹿屋航空基地内を歩く」という特別な経験を通して、ウォーキングの楽しさを再発見し、市民の健康増進とスポーツ実施率の向上を図ることが目的。
主催は、かのやウォーキングプロジェクト実行委員会





参加者は、海上自衛隊鹿屋航空基地内の副滑走路のウォーキング、対潜哨戒機P-1や救難消防車などの地上展示などを体験、鹿屋中央高校調理クラブによる軽食の提供を受けた。
この日は、参加者が機体見学やウオーキング講習との2班に分かれイベントが実施され、格納庫前から歩き始め、2250mの主滑走路に並行してある滑走路の端まで到着。

写真=自衛隊グッズも配布

写真=血管年齢測定も



そこから各々のペースで歩き始め、熱中症等に気を付けながら滑走路を走破。
記念撮影を行い、隊員食堂に移動して閉会式。
萩原竜介広報室室長があいさつし、鹿屋中央高校調理クラブのメンバーを紹介、同クラブによる3種類のサンドイッチふるまいがあり美味しそうに頬ばっていた。
参加した西原台小4年の島崎遥翔君とお父さんの由真さん(38)親子は「思ったよりだいぶきつかった」「家から基地が見えることもあり応募しました。救難消防車の体験などでき楽しんでいたようです」。
ラジオネーム「かのやのとしくん」は「FMラジオを聴いて、滑走路を歩くことは滅多にないことなので参加を決めた。日頃の運動不足でちょっときつかった。」
奥さんが鹿屋市出身ということで、茨城から移住してきた70代夫婦は「思ったよりけっこう長い距離でした。朝が早いのでどうかと思いましたが気持ち良かったです。またこういう機会を作っていただきたい。茨城の百里基地は滑走路が民間空港と共同利用されており、鹿屋もそうならないのかなとも思ってましたが、米軍の訓練とかで難しいんですかね」など話していた。