2026年07月26日 23時25分

《政治・行政 》

完成直前に阪神淡路大震災に遭いながら完成した奇跡の橋

錦江湾横断道路建設視察研修

 診察研修の2日目は、雨の中、明石海峡大橋の「橋の科学館」に行った。
 淡路島と本州の神戸市垂水区舞子をつなぐ、世界最大級の吊り橋。
 まずは、普段は立ち入ることが出来ない管理用通路を歩き、橋の大きさや構造を知ることができた。

 本当なら海面上約300mの主塔に登り360度のパノラマを体験、見学する観光ツアーに参加する予定が、悪天候で中止になった。
 エレベーターにのって橋の頂上98階(海上約300m)まで、約2分で到着でき、天気の良い日には、あべのハルカスや、関西空港、小豆島まで見えるそうだ。
 重ね重ね残念。

 明石海峡大橋の建設費用は約5000億、建設期間10年。
 延べ210万人の方々が関わりながら、死亡事故はゼロ件という偉業だったという。
 1日約4万台が通行するらしく、橋の開通による経済効果は、全国におよび、2018年(単年)の効果額は約2.4兆円、このうち四国地方の効果額は約0.9兆円、四国地方の総生産の約6%に相当。

 また、全国の効果額は瀬戸中央⾃動⾞道が開通した1988年から2018年までの31年間の累計で、約41兆円という。

 台風で受ける風速にも耐えられるよう風を逃がす構造の工夫など施されており、完成直前に阪神・淡路大震災に見舞われながらも完成した全長1991mの世界最大級の吊橋。

 当初の計画より地震により1m地盤が動いて1991mになり工期も少し遅れただけで、「奇跡の橋」だという。

 また、橋には太い水道管が通り、開通により慢性的な水不足に困っていた淡路島民のライフラインを救った。
 そのほか高圧電線や、大容量の通信ケーブルも通され、交通の便利さだけでなく、インフラとしての役割も担っている。

 四国―淡路―本州を結ぶ交通アクセスを飛躍的に向上させ、美しい風景をも生み出した。
 その隠された橋の技術や歴史などを、分かりやすく説明も受けた。
 次は、その内容を…。(米永20260726)

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