2026年06月22日 20時08分

《地域づくり 》

人も地域も輝く『ハタラク』活動~高齢者と社会を繋ぐ

錦江町で住民主体のまちづくり研修会

 住民主体のまちづくり研修会~その2が、令和8年6月19日、錦江町総合交流センター3階多目的室で開催され、基調講演やパネルディスカッションがあり、それら内容をもとに参加者が班に分かれ、地域や団体、個人でもできる高齢者の働く活動について意見を出し合った。

 猿渡氏は、長すぎる「老後」というパラダイムの終焉として、私たちは、世界で最も長く生きる国にいて、平均寿命と健康寿命のギャップがあり、生活の質を保ちながら、この長い時間をどう彩るかが、現代最大のテーマ。

 葉っぱビジネスや柚の村の全国の例を紹介し、シニアが主役になれる仕組みや、産業が生み出す世代を超えた結びつきを考え、収入以上の価値を手に入れる。

写真=講演する猿渡氏

 趣味、ボランティア、あるいは少しの労働。形は何でも構いません。
 今日、行くところを作る 講演は、講師に医療法人静光園白川病院医療連携室長猿渡進平氏、演題が「明日のオレも忙しい! ~『ハタラク』活動がもたらす効果~」。

 今日、誰かの役に立つ用事を作る。その一歩が、あなた自身と、 この町を元気にします。…など語った。

写真=地域活動を説明する香月氏

写真=地域の依頼を受け出張珈琲を行う木村氏

 次に、「人も地域も輝く『ハタラク』活動を目指して」をテーマにパネルディスカッションがあった。

 猿渡氏をコーディネーターに、次のパネリストによる取組事例紹介があった。
 ▽社会福祉法人ふくしをデザイン特別養護老人ホームなごみの里のリハビリ主任の香月真氏
 なごみの里入所者で木村珈琲店主の木村武雄氏

写真=チームあ!!to HOMEチーム プロジェクトXを説明する本村氏

 香月氏は、福岡市の特別養護老人ホームなごみの里で、高齢者と社会を繋ぐモノやコトづくりを行っており、木村氏が地域の依頼を受け出張珈琲を行うなどの社会参加や就労、地域活動を紹介。

 それはリハビリを頑張っても活躍する場所がない…というような声の中から、地域との共同で広がった可能性を模索し、事業所として家庭や地域社会とのコーディネートや助言などハブとしての機能を持たせ、他産業との協働。
 また、ケアハウス有償ボランティアなどの事例、他地域での成功事例を紹介、活動における大切な要素など情報提供した。

写真=新鮮倶楽部おおやまでの活動を説明する酒匂氏

 ▽チームあ!!to HOMEチーム プロジェクトX
 リーダー本村貴浩氏
 新鮮倶楽部おおやま酒匂和之氏
 看護小規模多機能ホーム宝樹川口初美氏

 本村氏が、プロジェクトXの概要を説明し、酒匂氏が、新鮮倶楽部おおやまでの 高齢者による袋詰めやラベル貼りなどの活動を紹介。
 当事者主体で決めた休憩時に好きな飲み物1本、作業2回ごとに商品券500円などを通じ、仕事の楽しさを思い出し、やりがいに繋がり、社会との繋がりを実感し自信につながった。報酬への意識の変化や作業の工夫などの説明があった。

写真=看護小規模多機能ホームでの活動を説明する川口氏

 川口氏は、認知症用の方が増え、町での取り組みに賛同し、在宅医療、介護は日常生活を支えることであるなど、とりあえずやってみようとスタート。
 消毒と清掃、洗濯物の片づけなどを自分で選択し、活動の中で表情の変化、地域との交流に会話弾み、自信と満足感、活躍できる場がある喜びなどを体験したことを伝えた。

写真=グループで情報を共有

 引き続き、講演や取組事例紹介に対する感想、質問のグループ内で話し合い、それぞれで情報の共有を行った。

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