《選挙 》
新人竹田氏 現職五位塚氏一騎打ち~20日投票の曽於市長選
20日投開票の曽於市長選が、令和7年7月13日告示となり、予想通り新人で元市農政課長の竹田正博氏(62)、4選を目指す現職の五位塚剛氏(71)=届出順が、ともに無所属で立候補し、それぞれ有権者に向け第一声を放った。



竹田候補は、末吉町二之方で出陣式。
稲留三郎後援会会長があいさつ。
来賓の瀬戸口三郎県議会議員、森山裕衆議院議員の中村秘書、公明党鹿児島県本部代表代行の松田浩孝県議会議員が、それぞれ激励の言葉を述べた。
野村哲郎参議院議員からの応援メッセージが披露され、竹田候補の次の要旨、決意を表明した。
今の曽於市、このままでいいのかということが私も思いでした。本当に少子高齢化、どんどん進んでいってしまう。なんとかしなければならない。それはもう今なんです。
1年前に新聞報道されました。思うのは市長であれば、その時に、その行動をすぐ起こすべき、その対応、協議を進めなければならなかったと思います。
多くは語りませんが、さきほど道路の話をもありました。インフラ整備、20年経ってまだ整備されていないところもまだたくさんあります。
公共事業少なくなっています。
基幹産業である農業、これをしっかりと今後支えていかなければなりません。
子どもたちが帰ってきたくなるまち、子どもたちがやっぱりこの曽於市はいいよね、曽於市に住みたいな、そういうまちにしなければいけません。
一刻も早くそれをやらなければならない。
そのためには一番目に掲げている財源、ここをしっかり確保したい。基金があります。合併時は40億円でした。池田市政の8年間で50億基金を積んでいただき、93億円になりました。前市長の12年間で10億、いま、100億ありますけど、これからの財政を考えますと、まだまだなんです。
ですからここをしっかりとやっていくことで産業振興、子育て支援、高齢者の方々への福祉の充実、これをしっかりとやり遂げていきます。
この1週間そのことをしっかりと訴えてまいりたいと思います。


五位塚候補は、末吉町二之方で出陣式。
川崎浩後援会会長、小浜健一大隅後援会副会長、田平五月男末吉後援会副会長があいさつ。
支援議員の紹介があり、メッセージが披露された。
五位塚候補は次の要旨、第一声を訴えた。
12年前に、曽於市が大きく変わった。前の池田市長が市民の声を聞かないで、末吉に13億5千万、世界のツツジを植え観光地にしたいという話が出ました。土地取得、工事費まで認められてしまった。
最終的には市民の皆さんが、市長選挙で市長を下ろす、変えるしかないとということで立ち上がっていただきました。
皆さんたちの大変な運動で市長に押し上げていただいた。市民の皆さんたちと約束をした公約、政策はほぼ100%に近いところまで実現をいたしました。
ただ一つ実現が出来ていないのは、財部駅前に屋台村をつくって、皆さんたちが楽しんでもらう、それだけだと思っている。
75歳以上の方に平等に長寿の祝い金として進め、全国でただ一つの祝い金であり、県下で最初にふるさと納税を始め、高校までの医療無償化も県内で先駆けて始めました。
子育て支援を進めるために、小中学校の給食費を、給食センターをつくったと同時に無料化にし、ゼロ歳児からの保育料の無料化もしました。
曽於市民が元気になることが、曽於市が大きく前進し元気になるという確信のもと、たくさんの事業を進めてきた。
市にはゆるキャラがいませんでしたのでそお星人。
全国でも珍しい朝6時半から夜9時までのFM放送。市内でいろんな出来事があった時に市民に情報を提供。
市民が望むことを提案してきた。
3町が合併して20周年、基金は40億円、庁舎の整備や小学校の建設など市民に必要な建物事業を進め、曽於市にとって有利な補助金、交付金を職員と一緒になって検討して進めてきた。
その上で40億円から100億円を上回る基金を持っており、事業の目的があるから基金を積み立ている。学校の整備基金を約5億円積み立てている。末吉小の建て替え事業など、民間企業人として1円でも多く収入を持ってくて、1円でも多く支出を抑える。
たくさんの市有地があり、前市長がしなかったNTTと九電の電柱で毎年1千万円以上の収入を得ている。市が管理している国有林についてなど1円でも多くの収入を得る工夫をしている。退職金も市の一般財源として参入できること。
都城、志布志道路などこの12年間で大きな予算をつけてもらったのは都城と曽於、志布志と力を合わせてできたこと、スクラブ開設の事業実績や、さらなるインフラ整備、子育てや農政などを訴えていた。