2024年05月06日 18時10分

《イベント・行事 》

イギリスとはデザインが違うが、負けないくらいのばら園に

浅井愼平氏(86)の句碑除幕式と植樹、トークイベント

 写真家、浅井愼平氏(86)の句碑除幕式と植樹、トークイベントが令和6年5月3日、かのやばら園フェアリーガーデンで行われ、浅井愼平氏の俳句をしたためた句碑が披露され、かのやばら園に対しての思いなどを語った。

 鹿屋市主催のフォトコンテストを20年以上務め、鹿屋ばら大使でもある浅井愼平氏の俳句をしたためた句碑を建立。その除幕式が行われたもの。

 かのやばら園は、昨年からリニューアルを図っており、今年、同ガーデンを、浅井氏の命名した鹿屋作出のバラである「アリスの夢」にちなみ、「不思議の国のアリス」をモチーフにリニューアル。

 「花茨 痛いじゃないか 純粋は」の句碑をはじめ、バラのアーチ、西洋風あずまや(ガゼボ)等を整備し、より立体的なガーデンへと刷新した中での除幕式とトークイベントとなった。

 この日は、浅井氏と鹿屋市の原口学副市長による除幕。ばらを活かしたまちづくり計画推進委員会の落司ひとみ会長が浅井氏に花束贈呈。
 原口副市長があいさつし、浅井氏によるお礼のことばがあり、浅井氏、原口副市長、落司会長と、ばら祭り実行委員会の松下和夫会長、浅井氏友人でもあり両委員会の坪水徳郎元会長による植樹があった。

 また、司会を務めたフリーアナウンサー中村ちあきさんとの対談形式によるトークショーがあった。

 浅井氏は、写真のほかにも映画撮影、音楽、コメンテーターとしてのテレビ出演、俳句など広い分野にわたって活動しており、その映画やテレビでの黎明期の話、タモリや所ジョージがデビューするときのいきさつや関りなど語った。

 そして「ここ何年かの成長ぶり、充実ぶりは目を見張るものがあり、いろんな人に薦めることのできるばら園となっている。東京からだと距離はあるが、来てみて良かった思わせるばら園となり、そうしたお手伝いを続けていきたい。

 イギリスのガーデンとはデザインが違うが、そこに負けないくらいのばら園となっている。ここで生まれ育った子どもたちが、この鹿屋にこんな素晴らしいばら園があるということをもっと知って、地域の人たちが自慢できるばら園に」など話していた。

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