2024年05月20日 19時10分

《スポーツ 》

英国剣道協会と鹿屋体大剣道部とがパートナーシップ協定

 鹿屋体育大学剣道部と英国剣道協会との間におけるパートナーシップ協定調印式が、令和6年5月17日、鹿屋体育大学で行われた。

写真=英国剣道協会のキンケイド会長㊧と鹿屋体大剣道部の前阪監督ががっちり握手


 同大学剣道部と英国剣道協会のでパートナーシップ協定を締結することにより、両国の剣道の発展に寄与し、本学創設の趣旨である「武道の振興・普及」を、今の、そしてこれからの時代に引き継いでいく。また、両機関にとって、将来に向けて、広く社会貢献できる人材を養成することを志していくための調印式となった。


 この日は、英国剣道協会のキンケイド ジェリー会長、ビスコム フレイザー国際担当理事が訪れ、鹿屋体育大学剣道部卒業生でありトヨタ自動車株式会社剣道部の高波宗人氏が同席。
 高波氏が英国剣道協会との橋渡しを行い、今回の協定が成立したという。

 金久博昭学長が、歓迎と今後の連携を期待しあいさつ。

 キンケイド会長が、イギリス国内のスポーツ組織についてや武道、剣道普及の現状、今回協定に至った経緯など説明。「今回の協定は大変ユニークなものでであり、今後鹿屋体育大学剣道部との交流により、技術だけでなく剣道で大切な礼節や伝統、日本の文化などに触れることができることを期待。ヨーロッパ全体でも注目となっている。新しい友好を作っていきたい」などあいさつした。

写真=あいさつする金久学長

 キンケイド会長と鹿屋体育大学剣道部の前阪茂樹監督との間で調印が行われ、今後、両者の間で交流、剣道の交換留学などを行い、英国剣道の発展と、鹿屋体育大学剣道部にとっても国際的な貢献に寄与していくことが期待されている。

 今回、高波氏の橋渡しによって昨年7月と9月に英国から3人の高校生が鹿屋体育大学剣道部で稽古し交流を持ち、その3人が英国代表になったこともあり、11月にキンケイド会長らが鹿屋体育大学を訪れ、パートナーシップ協定となったもの。

写真=あいさつするキンケイド会長

 イギリスでの剣道人口は1400~1500人と言われ、欧州ではフランス、ドイツに次ぐ盛り上がりで、キンケイド会長は英国TAUSEIDOKAI(タイセイドカイ)剣道場、ビスコム国際担当理事が英国椿剣道道場で活動されている。

 高波氏は、大学院生時に英国剣道との関りを持ち、2年位前から「英国と日本剣道の次の世代の懸け橋になりたい」と、このプロジェクトを進めてきて、「日本の大学と海外の組織とのパートナーシップは世界でもなかなかないことであり、特に鹿屋体大の学生が英語で剣道を伝え、英国の子どもたちを手助けできる形ができ、このムーブメントが世界に広がっていけば」など今後の抱負を語っていた。

 前阪監督は同大学第一期卒業生であり、「協定書の中に『交剣知愛』とあるように、勝負の勝ち負けだけではなく、剣を交え、剣道を通じて互いに理解しあい人間的な向上をはかるということが、こうして英国の協会とスタート出来たことは、学生にとっても大きなことだと思います。」など話していた。

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