2024年02月11日 18時31分

《行政 》

点在する志布志湾沿岸の侵食や堆積が著しい箇所対策を

志布志湾海岸保全対策検討協議会

 令和5年度第2回志布志湾海岸保全対策検討協議会が、令和6年2月5日、東串良町役場防災庁舎対策本部室で開催された。

 志布志湾沿岸においては、侵食や堆積が著しい箇所が点在しており、これらの課題に対し海岸一帯を俯瞰した総合的な検討を行うため、地元市町、学識経験者、海岸管理者等で構成される「志布志湾海岸保全対策検討協議会」が設立され協議が行われている。

 関係機関が実施している事業等について情報共有を図り、連携することにより、効率的・効果的な対策の検討を行っており、昨年9月には、要望事項を整理し、各事業主体による取組、河口付近での土砂動態と航路埋設、海岸の動態と志布志湾の現状など学識者による情報提供、今後の検討に向けた意見交換があった。

 この日は、宮原順東串良町長、下平晴行志布志市長ら、沿岸市町関係者や国交省、県や漁協ほか団体関係者が集まり、深浅測量の統合結果や他県の対策事例として、宮崎県、宮崎海岸の取組について、静岡県、静岡海岸と清水海岸の取組について現状や課題等が示された。

 また、今後に向けた意見交換、補足調査等の情報共有、今後の進め方についてが話し合われた。

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