2024年06月28日 15時21分

《宇宙 》

千葉工業大と肝付町が宇宙産業人材育成の包括的連携協定

 学校法人千葉工業大学と肝付町は、両者が宇宙関連分野において相互交流を深めるとともに、宇宙関連産業で活躍できる人材の育成と宇宙関連技術の振興、宇宙関連交流と人口増加による地域振興を推進することを目的として令和6年6月24日、鹿児島県庁で包括的連携協定した。

 協定式に出席したのは瀬戸熊修千葉工業大学理事長、前田修作常務理事、永野和行肝付町長、福元了副町長、大塚大輔鹿児島県副知事など。
 協定式は出席紹介から始まり、瀬戸熊修理事長と肝付町宇宙のまちづくり推進課から趣旨説明があり、協定書の署名があり、瀬戸熊修理事長、肝付町長、大塚大輔副知事が挨拶した。

 瀬戸熊理事長は「肝付町を選んだ理由は肝付町は昔の内之浦で素晴らしい所で、肝付町が一生懸命やってくれる。自治体とうまくやっていかないと出来ないことで、人材作りにちょうど良いのではと思った。22年前に人工衛星を搭載したロケットを内之浦から打ち上げたことがあったのが肝付町との最初で縁で、その時に私は文化系だが好奇心があり理系のロケットに携わった。

 補助金に頼らず自力で行うことが本来だということでも一致した。大学創設者の小原國芳先生は旧川辺郡久志村(現在の南さつま市)出身であり、鹿児島にご恩返ししたい。」と語った。

 永野和行肝付町長は、「ロケット発射場については千葉工業大学も肝付町から打ち上げたいということで、現在打ち上げている鹿児島大学とも協議して考えたい。」と語っていた。

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