2024年06月09日 18時16分

《地域づくり 》

しんくみピーターパンカード寄付、鹿屋市2子供食堂にも

 「しんくみピーターパンカード」寄付金の贈呈式が、2024年6月4日、鹿児島興業信用組合鹿犀支店で行われた。

 同事業は、ピーターパンカードでショッピングすると、利用額の0・3%が信組業界の選定した福祉関係などの団体へ寄贈される仕組みで、子供たちとその家族への支援活動および子供たちの健全育成活勣に役立てるためのもの。

写真=とっちんこども食堂の櫨山さん㊧

写真=西原子ども食堂の野元さん

 寄付金贈呈者は、鹿児島県信用組合協会(事務局:鹿児島興業信用組合)と、㈱オリエントコーポレーション。

 今回、県内のこども食堂運営団体8団体に40万円が寄付され、うち鹿屋市のときの色・とっちんこども食堂と、西原こども食堂にそれぞれ寄付金が手渡された。
 他6団体には6月11日までに、各団体が活動している近くの営業店にて執り行われる。

 この日は、同信用組合常勤理事の櫛下明彦鹿屋支店長から、それぞれの代表者に手渡された。
 櫛下支店長が、「しんくみピーターパンカードは、信用組合業界と株式会社オリエントコーポレーションが社会貢献型クレジットカードとして発行するもので、全国143の信用組合で取り扱っています。

 具体的には、このカードを使って買い物をすると利用代金の0・5%相当額がイギリスのグレート・オーモンド・ストリート病院こどもチャリティ、そして全国の社会福祉関連諸団体などに寄付される仕組みです。

 その寄付金のうち、鹿児島県内では2003年から2023年までの20年間で38団体、総額516万7528円を贈呈。

 寄付金の対象となる団体は、「難病や障害を持つこどもとその家族の支援」を目的とする団体、「こどもとその家庭の健全育成」を活動目的とする団体となっています。
 鹿児島県信用組協会の事務局を担っている当組合は、世界的に展開されているSDGs17の目標を推進しており、今回は「目標3あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を推進する」ことに合致するものと思われます。

 また、みなさまが運営している「こども食堂」は、昔から多くの人が併せ持つ「他人への思いやり」を実践しており、私ども信用組合の経営理念である「相互扶助」の精神と相通じるものがあり、当組合のコーポレートスローガンは、「共に創ろう夢ある未来」です。
 みなさまの「こども食堂」は食を通じて子供たちの未来を支えておりますし、当組合は金融を通じて地域のみなさまを支えていきたいと考えております。

 こどもたちが健やかに育んでいくことと、みなさまのご活躍を祈念します」とあいさつし、寄付金が贈呈された。

 寄贈を受けたとっちんこども食堂の櫨山時美さんは「こうして支持して下さる団体があるということは、とても勇気づけられます、これからも頑張っていきたい」。
 西原子ども食堂の野元かなめさんは「自分たちのできるところで、一生けん命頑張っていきたい」など話していた。

写真=しんくみピーターパンカードの説明をする櫛下支店長㊨

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