《おおすみ雑記 》
贅沢なひととき 築山枯山水庭園と城跡に囲まれワイン
志布志市麓の武家屋敷跡や山城など、歴史好きな人には、とても素敵なスポットが集積している。
WEBになる前のこれまでの取材は、志布志エリアの担当がいたので、なかなか足を運ぶことが少なかったが、今は取材に関連して、また取材の合間に少しずつそうした場所に足を踏み入れてみたいと思っている。
大隅半島の古墳や山上陵などについては、それなりに足を運んで、いろいろ調べたりしてきたが、古代から中世の歴史も調べていきたい。
もっと大隅半島の歴史を地元から発信していくような何か、機運があればいいのかなと思う。
先日のお釈迦祭りでは、宝満寺や福山氏邸などに行ったし、山中氏邸と木下氏邸がホテルとなり飲食や美容サロンの複合施設となって発信力も高まってきている。
志布志城も安楽にある志布志市埋蔵文化財センターに、復元した志布志城跡(内城跡)の精巧な模型(縮尺1/200)が展示され、志布志市の旧石器時代から近代まで順にパネルによって解説され、それぞれの時代の遺物が展示されている。
その志布志城跡の周りには、旧家跡や旧家の庭園があってみる目も楽しい。
その中で、清水氏邸も何度かイベントがあり訪ねて行ったが、その庭園が国登録文化財となっている。
庭園は築山枯山水形式であり、庭園は主屋玄関に至る侵入路東側と主屋東側の二区画に分かれています。
二区画を分けているのは、主屋玄関前面の低い築山。
主庭と思われる南庭の最奥部に造られた立石の石組みの横には「日露戦争凱旋松」と呼ばれる枝曲りのクロマツがある他、イヌマキ、サルスベリ等の景観木が配され、借景として対岸の山並みを望むことができる…と説明されている。
国登録文化財ともなると管理も大変な中で、今は、イベントがある度にオープンとなっているが、先日は、管理をしている中村さんと、庭園やその裏山が志布志城跡に繋がっていることを知り、興味があって話し込んでいるうちに、氏が世界中を旅していて、ニュージーランドの話になった。
私も高校、大学とラグビーをかじっていて、社会人になってからもプレイしていたのでオールブラックスなどの話で盛り上がった中、ニュージーランドワインのお店でバイトをしていたという。
なんと何本かニュージーランド産ワインもあるという。
私は、若い時にいろいろ吞み過ぎたこともあって、今は控えているが、日を改めてこの国登録文化財庭園の前で飲んでみたいとお願いした。
日の落ちる頃から庭園を眺めながらワインを傾けるこの贅沢さ。白と赤をいただいた。
この場所で日常でこういったことができないか…と問いかけたところ、庭園とその横にある2棟の建物や周辺の管理で今のところは手いっぱい、庭園の管理が大変で、建物もやっと思う形に少しずつできているところだという。
福山氏邸などは、市が手を入れて歴史散策や観光のスポットとしているが、古民家の管理は大変。
私も古民家にとても興味があって、その管理の大変さは少しは分かっているつもりだ。
歴史ある庭園や古民家を維持していくには、それなりの労力やコストがかかるもの。
それを何らかの形、この素敵な空間で賄っていかなければ持続はなかなか難しい。
いろいろ考えておられるとは思うが、ぜひ、国指定史跡の志布志城跡をバックに国登録文化財の庭を前にして、古民家でワインや焼酎を傾ける…そんな場所になって欲しいとは思う…。全く個人的意見だが…
特別にお願いしてのこの日だったが、そのシーンをパチリ。(米永20260519)


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