《鹿屋経済同友クラブ 》
舞子海上プロムナード 橋の科学館 世界に誇る架橋技術学ぶ
完成前に未曾有の自然災害に襲われた明石海峡大橋は、約10年の歳月を経て完成。
まずは「明石海峡大橋」の神戸市側に添加施設として同時施工された「舞子海上プロムナード」へ。
回遊式遊歩道で、海面からの高さ約47m、陸地から約150m、明石海峡へ突出した延長約317m。
8階展望ラウンジからは、明石市内にある日本標準時子午線上に建つ明石市立天文科学館も見え、ガイドから説明を受ける。
そして橋の科学館へ戻り、世界に誇る架橋技術などの展示物を見ながら社会的、経済的効果の内容を聴く。
明石海峡大橋の1/1000模型(長さ約4m)が展示してある。
また、天井からは、風速の程度や風向を変化させるなど、さまざまな耐風安定性に対する風洞試験を繰返し実施して安全性を検証した大型の橋の模型も吊るしてあった。
長大橋は風の影響を受けやすい構造物であり、耐風設計が特に重要な課題で、安全性の検証を重ねた上で、それらを前提に難工事の説明を受けた。
大橋の主塔基礎は、強大な荷重を支持地盤に伝達する役割があり、設置ケーソン工法が採用され、その掘削面積は直径120m、海底を甲子園球場の広さに掘削。
その海底に直径80m、高さ65mという巨大な円柱形ケーソンを沈設。
海上にコンクリートプラント船、資材台船を係留して、1回の打設量約1万㎥が3昼夜連続で一気に打設されたという。
吊橋を支えるメインケーブルにかかる水平張力は1本あたり約6万5千トン。この強力な張力に抵抗するために神戸側、淡路島側に一対のアンカレイジと呼ばれる巨大なコンクリートの塊りを建設しケーブルを固定。
ケーブルを定着させていアンカーフレームの重量は1基(片側ケーブルあたり)約1900トン。
直径85m、深さ75.5mと国内最大規模アンカレイジの基礎工事。
円筒形に掘削した基礎の内部に、コンクリートを施工している状況が模型で展示されていた。
高さ約50mというまるで巨大なビルのようなコンクリートの塊り、アンカレイジが石海峡大橋のメインケーブルを支える。
大橋の2基の主塔は、メインケーブルから伝わってくる橋の全鉛直力、主塔1基あたり約10万トンを受けており、この大きな荷重を支えている主塔の仕組みや架設技術なども展示されている。
写真=悪天候のため行けなかった塔頂からの景色(大橋HPから)
雄大な曲線を描くメインケーブルの直径は1m12cm。
ケーブルの素線は直径わずか5.23mmで、この素線を127本束ねたものがケーブルストランドで、それを290本架け渡し、さらに円形に整形して束ねたものがメインケーブルとなる。
大橋の片側ケーブル1本に使われている素線の本数は3万6830本、両側2本のケーブルに使用された全素線の長さは約30万kmで、これは地球7周半に相当するというからすごい。
メインケーブルと橋桁をつないでいるのがハンガーロープ。
直径85mm、その長さは固定する位置によって調整されているが、一番長いものは約200m。
メインケーブルから真っ直ぐ橋桁に延びる無数のハンガーロープが明石海峡大橋の美しさを演出している。
それは、別名パールブリッジの愛称があり、夜の明石海峡大橋も美しく、橋のライトアップは28パターンあり季節ごとに色が変わるという。(米永20260728)













































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