2024年02月12日 13時22分

《食・物産 》

大隅の食材が人気を集め、半島隅くじら元気市賑わう

 半島隅くじら元気市が令和6年2月10日、11日の2日間の日程で鹿児島市浜町かんまちあで開催された。

写真=肝付町の手作りお菓子など販売

 同催しは、鹿児島の「隅くじら=すみっこ」にある1市3町(南さつま市、錦江町、南大隅町、肝付町)の特産品が鹿児島市に一堂に集まる人気の催しで、県内外の人々に薩摩・大隅両半島の先端部の豊かな自然や、特色ある文化などの魅力を紹介.

人と物の交流促進や地場産業の復興を図るとともに、半島先端部地域の活性化に資する事を目的に毎年開催されている。
主催は半島隅くじら元気市実行委員会.

写真=大勢が集まった会場

かんまちあに設置されたブースには、各市町のPRのぼりや看板が設置され、法被を着た販売員の前には特産品の食材や加工品が並び大勢の客らで賑わっていた。

 価格高騰の影響もあり肝付町の野菜の詰め合わせ100円や、南大隅町のびわ茶などは人気で、肝付町の宇宙関連グッズにも客らは興味津々に見ていた。
中でも錦江町のミニトマトの詰め放題は人気を博し行列が出来ていた。

写真=クラフトビールを楽しむ家族

 孫を連れて2世帯で訪れていた家族は「大隅半島の食が楽しみで来ました。孫もトマトをたくさん詰めて楽しんでよかった。まだ色々みて楽しみます」と笑顔だった。

 また、南大隅町のクラフトビール「サンサンエール」を購入していた早坂さんご家族は「去年も来たけど、食が美味しい。唐揚げも買いました。」と笑顔でビールとともに楽しんでいた。

写真=びわ茶の試飲

 会場では試食や案内パンフレットも配布され訪れた客らは生産者との交流も楽しんでいる様子だった。
南大隅町でスモークチーズを生産・販売しているTomo’sSmokeの冨田さんは「たくさんの方に来て頂いて嬉しいです。

 カマンベールのスモークチーズがうちの売りで本土最南端のスモークチーズとして販売しています。ぜひ購入して味わって欲しい」と話し、訪れた客らに試食品を差し出しながら丁寧に説明していた。

 ステージでは観光PRなどもあり、大勢の来場者で賑わう会場に半島の持つ魅力が溢れ堪能できる2日間の催しとなった。

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