2025年07月18日 23時07分

《選挙 》

20日投開票 曽於市長選~新人 現職一騎打ち 拮抗した戦い

 いよいよ20日投開票の曽於市長選。

 任期満了に伴う曽於市長選は、元市農政課長の竹田正博氏(62)、4選を目指す現職の五位塚剛氏(71)=届出順が、ともに無所属で立候補し、13日からの選挙戦を繰り広げてきた。

 市政の継続か刷新かが争点の一つとなっており、竹田候補は「今の曽於市、このままでいいのかというのが私の思い。産業振興、子育て支援、高齢者の福祉の充実これをしっかりやり遂げていく」。

 五位塚剛候補は、「曽於市が大きく前進し、元気になるという確信の元、たくさんの事業を進めてきた。将来の子ども達のために頑張っていきたい」など訴え、産業振興や子育て支援を中心に舌戦が展開されている。

 各候補の訴え、公約等は別紙の通り。

 なお、過去3回の同選挙結果は、
 2021年 五位塚剛1万95票、上村龍生7595票
 2017年 五位塚剛1万1492票、今鶴治信8927票
 2013年 五位塚剛1万1871票、池田孝1万168票
となっており、2013年は現職に競り勝ち、五位塚氏は1万票を超える安定した票を獲得している。

 今年は財部、末吉町、大隅町が2005年に合併しての曽於市政施行20周年となる。

 両候補とも末吉町出身で、新人の竹田氏が、旧財部、旧大隅の票の掘り起こし、五位塚市政のもとでの行政経験も含め、35年間の行政に携わってきて市民にどれほど浸透しているのか、農林振興、商工観光など課長も務め、農家や商工業票へのアプローチが鍵となり、3期務めた現職五位塚氏の実績や組織力との拮抗した戦いとされ、最後にどちらが突き抜けていくのか、いよいよ20日の投票を迎える。

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