2024年11月07日 18時28分

《イベント・行事 》

鹿児島の地方創生 活性化 これに宇宙事業をどうからめるか

鹿屋肝属法人会青年部会の40周年記念事業、堀江貴文氏講演会

 公益社団法人鹿屋肝属法人会青年部会の40周年記念事業、堀江貴文氏講演会「鹿児島の地方創生・地域活性化、これに宇宙事業をどうからめるか?」が、令和6年11月1日、鹿屋市のホテルさつき苑で開催された。

 堀江氏は、実業家、SNSmedia&consulting株式会社ファウンダー。ロケット開発や、アプリのプロデュース、また予防医療普及協会として予防医療を啓蒙する等、様々な分野で活動。

 講演では、ロケット開発事業を進め、10年くらい前に内之浦ロケット発射場を訪れたことがあり、ロケットは地球が自転をしているので基本的に東に飛んでいく、5%の燃料が省力化となる、これはすごいこと。

 ロケットを飛ばすとき、半径数キロm人がいないこと、そこでひっかかるのが国道だが、内之浦も種子島も飛ばす条件を満たしている。和歌山県串本町には奇跡のような場所があり、青森下北半島、北海道の大樹町が適していて、大樹町でロケット打ち上げを行ってる。

 内之浦は崖地の中にある基地なので、崖地を整地しないといけなく莫大なコストが掛かること、それが一番ネックとなるところ。それ以外の条件は整っているがイプシロンより大きいロット打ち上げはちょっと難しいが、日本はロケット打ち上げに関しては非常に恵まれたところ。

 ロケット事業のポテンシャルについては、人工衛星打ち上げで、通信の速度、レーダーで地球をスキャンし精度が高まると農業や漁業、天気図、地震の予知など様々な産業に関わってきて、宇宙部品も含めこれまで日本が自動車産業で培ってきた技術など考えると、皆さんが思っている何百万倍も何千万倍も経済効果がある…など話した。

 この他、インターネットや暗号資産、衆院選の結果、核融合発電、生成AI、ロボティクスなどの話や、自衛隊基地の民間共用、鹿屋鹿児島のグルメや観光などについても話があった。
 質疑応答では、肝付町の永野町長が、ぜひ肝付町での打ち上げを…などアピールしていた。

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