2024年07月10日 07時40分

《四季の話題 》

ダマスクの風にもブルービー~幸せ招くルリモンハナハチ

 幸せを招く「ルリモンハナハチ(通称ブルービー)」が、鹿屋市小薄町のローズガーデン「ダマスクの風」ハーブ園に飛来した。昨年と同じ6月3日に飛来したのを職員が確認。

写真=幸せを運んで来るたルリモンハナハチ

 ハチの体は黒っぽい青で、瑠璃色の模様が入った花のようなきれいなハチで、「ブルービー」とも呼ばれている。「ラベンダーセイジ」や「ラムズイヤー」などの青い花に、よく群がる。警戒心がさほどなく、近寄って見ることが可能で、今までこのハチに刺された人はいない。

 ブルービーは東北アジア固有種のハチで、「幸せを招くハチ」と言われ、体長は1センチ程度。このハチは、京都府では絶滅危惧種に指定されている。日本では本州、四国、九州に分布する。
ハチは集団で行動するが、このハチは1匹で生活してるらしく、詳しい生態は分かっていない。

 園では天気のよい穏やかな昼前後によく見られる。
 「ブルービー」を見ると、幸せになると言い伝えがあり、連日「幸せ」を求める人が訪れている。

 同園のハチはテレビやラジオで全国紹介され、10月末頃まで見ることができる。
ブルービーを見ると「良縁に恵まれた」、「子どもが授かった」などの声が園に寄せられている。

 鹿児島市内の女性は家族で訪れ「毎年この時期にブルービーを見に来ます。今年も見ることができました」と、霧島市の男性カメラマンは「5年位ブルービーの写真撮影に来ています。今日は3匹いるところを撮影できました」と喜んでいた。

写真=130種のダリアが咲き始め8月初めまで楽しめそう

 また、園内では「ダリア」が咲き始め、8月初めまで楽しめそう。130種の「ダリア」が時期を遅らせてて植え付けてあり、こちらは7月下旬から開花が始まる。

ブルービーが好む「ラベンダーセイジ」も次々に開花し、「エキナセア」や「マリーゴールド」の花が間もなく咲き始め、秋まで楽しめる。

 園では「幸せを招くブルービーは7月から8月が多く、10月末まで見られるので、見に来てください」と話していた。
 ダマスクの風は、鹿屋市海道町から高隈山登山口に向かう途中の道路沿いにある。電話0994(46)5627

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