2026年01月28日 10時04分

《風景・自然 》

自然の力と共鳴する空間づくりで年々楽に 草木のお手入れ

 『年々楽になる 草木のお手入れ ミニワークショップ』が、2026年1月19日、鹿屋市野里町で開催された。

 講師は、増茂庭園設計舎代表で、一級造園技能士、大地の再生士の増茂匠氏。

 大正11年創業の造園業の家に生まれ、高校卒業後は海外へ渡り、アメリカ・イタリアでの語学留学、アフリカ滞在など。

 帰国後は、自然とともに生きる道を求めて造園業界へ。
 2015年に「大地の再生」に出会い、矢野智徳氏に師事、全国各地の現場をともに巡る中で、自然環境の目に見えない声に耳を傾ける技術と姿勢を学ぶ。

​ 2018年に「杜ノ匠ノ」を開業、地域に根ざした造園・土壌改善の活動を始動。庭づくりと環境再生の実践を本格化。

 2022年には家業を継承し、造園の技術と大地の再生の思想を融合させた「合同会社 増茂庭園設計舎」を設立。
 全国からの依頼を受けながら、自然の力と共鳴する空間づくりを行っている。

 鹿屋市では約2年半ぶり、3回目の開催となった。
 再生中の古民家周辺の庭を手入れをしながらワークショップを続け、これまで指導を受け剪定した場所は、程よく風が通り陽射しが差し込んで心地良い庭に。

 この日も、庭の雑草や茂り過ぎた庭木の剪定方法、気水脈のメンテナンス等の講義を受けながら、参加者がノコ鎌、剪定鋏で庭木の手入れをし草木の勢いが穏やかになる切り方を実践。

 気水脈では、なぜ土砂崩れがおこるのか、水溜りやぬかるみができやすいのか、なぜ冠水するのか等、土中のしくみや植物の役割を学び、移植ゴテ使ってその土地に合った水の流れを実際掘りながら学んだ。

 参加者はそれぞれ、心身も植物も大地も活き活きと蘇る手法を体感した。

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