2025年03月27日 15時09分

《教育・社会 》

登下校時の子供たちの安全を願い~寿小おやじの会

足形と「とまれ」のストップマークきれいに

 鹿屋市立寿小学校おやじの会(山口龍一会長)は、令和7年3月21日、子どもたちの通学の安全のため通学路の交差点に、足形と「とまれ」のストップマーク吹き付けを行った。

 これは一昨年、子供たちの交通安全の意識向上を図ろうと、寿笠之原1号線を中心に見通しが悪く狭い通学路13ケ所に、おやじの会と子供たち手作りでマーキングを行ったが、そのオレンジ色の塗料が薄れてきたこともあり、改めて今回、交差点など6か所のストップマークをきれいにしたもの。

 この活動は、交通量が多く歩道の道幅が狭い通学路が多いと心配してきた同校の保護者らが、登下校時の子供たちの安全を願い立哨を続けている中で、特に危険な横断歩道があることに気づき、事故のない学校生活を送って欲しいという願いを込めて実施してきた活動。

写真=鹿屋警察署の協力で安全に作業

 この日は、おやじの会メンバーとその子どもたちが、鹿屋警察署の協力のもと安全に配慮しながら薄くなってきたストップマークにオレンジ色のスプレーで塗り重ねていった。

 ストップマークの「とまれ」の表示と足形のマークがあることで、子供たちにとって交通安全に気を付ける箇所という注意を促し、飛び出し防止などの習慣が身につき、立哨している保護者らも、「ちゃんと足形の位置に立ってから横断歩道を渡るようになった」とその成果を話している。

写真=寿小学校区みんなでわいわい食堂

写真=読み聞かせも

 またこの作業を行った日は、学校近くの寿小学校区みんなでわいわい食堂が実施され、おやじの会メンバーによる絵本の読み聞かせ会があり、子どもたちはきれいになったストップマークによる安全な通学路で通い、おいしい食事と、絵本の読み聞かせを楽しんでいた。

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