《教育・社会 》
大崎中生徒がスポーツ通し イベント 観光 食開発など発表
「スポーツ観光おおさきと学ぶ地域探求」発表会が、令和7年7月4日、「町をスポーツで盛り上げる」をテーマに大崎中学校で開催された。

写真=学習の成果を発表する生徒たち
これは、ジャパンアスリートトレーニングセンター大隅やビーチバレー競技、スポーツ合宿誘致などスポーツで地域を元気にと取り組み力をいれている大崎町で、大崎中学校と一般社団法人「スポーツ観光おおさき」が連携し「町をスポーツで盛り上げる」をテーマに、3年生がこの春から学んできた学習の成果発表会を行ったもの。
町内には高校がないこともあり、「生徒たちにとって同活動は、大崎町で学生として過ごす最後の学びの集大成ともいえる機会です。町の魅力や地域資源に触れながら、社会とのつながりを実感する実践的なプログラムです」として企画。

この日は生徒たちが、クリエイテイプコース=スポーツイベント広報物の制作、イベント企画コース=町内スポーツイベントの企画、地域探求ツアー造成コース=アスリート向け観光ツアーの企画、アスリートフード開発コース=アスリート向け補食の開発の4コースに分かれて学び、調べてきたことを発表。
生徒が描いたイラストを使ったポスターのデザインや、町内の観光スポットを通るツアーなど、これまで取り組んできた成果を各グループで紹介。

写真=イベントのポスターを作成
8月末に大崎町で実施される予定のアルティメット大会や、ウオーターバトル大会などポスターを作成したり、動画で大崎町のスポーツを紹介。町のツアーや食の提案など、中学生ならではの発想でそれぞれ発表を行っていた。
発表を終えた生徒らは、これまでにないスポーツで町をPRする企画を楽しそうに発表。
その内容にみんなから大きな拍手が沸き起こると笑顔が浮かび、スポーツ観光おおさきでは、発表されたポスターなどは、町のPRのためそのまま使って、生徒たちに自信をもって、町をもっと好きになってほしい…など語っていた。
